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アニメ「うさぎドロップ」声優は9歳の美少女・松浦愛弓!今年の夏はアニメ・実写映画・マンガで「うさぎドロップ」祭り

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鹿賀りんの声を務める美少女・松浦愛弓
鹿賀りんの声を務める美少女・松浦愛弓 - (C)2011 宇仁田ゆみ/祥伝社/アニメ「うさぎドロップ」製作委員会

 宇仁田ゆみの人気コミックを原作にしたアニメ「うさぎドロップ」で、9歳の美少女・松浦愛弓が声優として出演することが明らかになった。実写版では芦田愛菜が演じる鹿賀りんの声を務める松浦は、映画『くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~』のジャッキー役で声優デビュー。ドラマやCMで活躍している期待の子役だ。

映画『うさぎドロップ』場面写真

 原作は、三十男と6歳の女の子の共同生活を描き、この4月に無事最終回を迎えた累計82万部の人気コミック。実写映画に先駆け、7月7日よりスタートするテレビアニメ版の声優は、河内大吉役に映画『カーズ』などの土田大、鹿賀りん役には9歳の松浦愛弓が決定した。松浦は、映画『くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~』に続く声優活動となるが、「オーディションのときに、監督さんからいろいろ言われたことをうまく表現できたか心配だったので、本当に受かると思っていなかったです。だからすごくうれしかったです」とまさかの起用にはびっくりしているようだった。

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 今回は、アニメと実写映画が同時期に発表されるという珍しい形態であり、そこで気になるのは、原作とのギャップはもちろん、実写版とアニメの差異。松浦が声を務める鹿賀りんは、6歳と自身よりも少し年下の設定となるが、実写版では同年齢の芦田愛菜が演じる。だが、それについても松浦は「うさぎドロップの本を読んで、“りん”という子を知ることができたので、 最後まで“りん”になりきって頑張りたいです!!」と役づくりでカバー。実写版で松山ケンイチ演じる大吉の声を務める土田も「早速原作を読んで、大吉という男のことを日々思っています。名前も『大』つながりということで、皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、はりきっていきたいと思います」とやる気十分だ。

 アニメでは小学生などの役柄も本業の声優が演じることが多いが、同アニメが放送される「ノイタミナ」枠では、今年1月より放送されていた志村貴子原作の「放浪息子」でもキャラクターの年齢に近い声優を主役に起用するなど、新しい試みを続けている。このような声優の起用に関しては賛否両論あるかもしれないが、今回も、実年齢に近い松浦を起用することで、声質面でのリアリティーを追求しているのかもしれない。

 原作はすでに最終回を迎え、最新9巻はテレビアニメのスタートと同じ7月に発売予定。今後、掲載誌「フィールヤング」では番外編がスタートすることも作者のオフィシャルサイトで告知されており、今年の夏はマンガ、アニメ、実写映画で「うさぎドロップ」を楽しむことができそうだ。(編集部・福田麗)

テレビアニメ「うさぎドロップ」は7月7日より放送開始
映画『うさぎドロップ』は8月20日より全国公開

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