『私がビーバーになる時』にカメのクラッシュ登場!イースターエッグ一挙紹介

公開4週目も週末映画動員ランキング2位をキープするなど好調で、興行収入20億円、観客動員155万人を突破したディズニー&ピクサー最新作『私がビーバーになる時』の、本編に隠されたイースターエッグを一挙紹介する。
一つ目は、小学生の頃のメイベルが動物たちを教室の飼育ケースから救出するシーンに出てくるカメの名前が「クラッシュ」であることで、これはもちろん『ファインディング・ニモ』の人気キャラ、ウミガメのクラッシュと同じ名前。このシーンでは、ピクサー映画のオープニングでおなじみのピクサーランプ(ルクソーJr.)がクラッシュの水槽を照らしているので併せてチェックしたい。
二つ目は、メイベルの寝室に並ぶ小物の中に確認できるカバのおもちゃ“アトラス”。ピクサー作品には次に公開されるピクサー作品のイースターエッグが毎回隠されているが、“アトラス”は7月3日公開の『トイ・ストーリー5』で新たに登場するおもちゃだ。
三つ目は、メイベルのスマートフォンのステッカー。よく見ると、『トイ・ストーリー』のリトル・グリーン・メンのステッカーや、『カールじいさんの空飛ぶ家』でラッセルが所属している自然探検隊のロゴマークのステッカーが貼られていることがわかる。これは本作の本ポスターでも確認できる。
四つ目は、映画のラストに待ち受けているイースターエッグの一群だ。サム博士が「まだまだ試作中のアイデアがたくさんある!」とメイベルに語るシーンで得意気に示した黒板には、七つの試作品のアイデアスケッチがまとめられている。その中には、『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場した犬の言葉がわかる首輪のスケッチや“犬を飛行機に乗せて飛ばす”という突飛な案のオマージュ、『モンスターズ・インク』を連想させる叫び声を電力に変える装置、『カーズ』を思わせる人間の意識を車に移すアイデア、『ウォーリー』のウォーリーやモーによく似たロボットのイラスト、『バズ・ライトイヤー』のバズの相棒・ソックスのような猫型の友だちロボットのスケッチなど、歴代のピクサー作品へのオマージュがぎっしりと詰め込まれている。
五つ目は、サム博士の研究室の部屋番号が「A113」であること。これはピクサー作品ではおなじみの数字で、ピクサーのアニメーターたちの多くが学んだカリフォルニア芸術大学の教室番号に由来するものだ。
六つ目は、幼い頃のメイベルが走り回る小学校の廊下の棚に置かれたおもちゃの中に、『トイ・ストーリー』でおなじみの“ピザ・プラネット”のトラックのおもちゃがあること。宇宙ステーションをモチーフにしたピザレストラン“ピザ・プラネット”のトラックは、ピクサー作品にたびたび登場してきたイースターエッグだが、本作では小さく一瞬しか映らないので目を凝らす必要がある。
そして七つ目は、昨年公開された『星つなぎのエリオ』の劇中に、トカゲのトムが登場していたこと。トムは『星つなぎのエリオ』のとあるシーンの中で、先述の『トイ・ストーリー5』のアトラスよりもはっきりと映し出されているので、ぜひ探してみて。
さらに、今回紹介した七つ以外にも、本作にはまだまだ多くの隠しネタがちりばめられている。ピクサーのシンボルとして知られるピクサーボール(ルクソーボール)や『リメンバー・ミー』の骸骨が背景に紛れていたり、『メリダとおそろしの森』を思わせるタータンチェックのブランケットで覆われたベビーカーがちらりと映り込んでいたり。
また、ジェリー市長がチェックしているニュース記事の中には、『星つなぎのエリオ』に登場する子供たちの写真や、『ソウルフル・ワールド』に登場する猫のミスター・ミトンズ、『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場する犬のガンマの写真も。さらに、2027年に公開予定のピクサー作品『Gatto(原題)』の主人公である黒猫のネロが、小学校の壁に貼られているポスターの絵として登場していたりと、画面のすみずみにまでピクサーならではの遊び心が満載だ。
過去のピクサー作品と比べてもトップクラスに多いイースターエッグが隠されている本作についてダニエル・チョン監督は「僕が入れたいと思ったものもあれば、スタッフが楽しんで隠したものもあります。実はいくつかのイースターエッグは、スタッフがあまりにも上手く隠していたので僕も教えてもらうまで見つけられませんでした」と告白した。ぜひ劇場の大スクリーンでイースターエッグハントを楽しんでみて。
映画『私がビーバーになる時』は公開中


