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伝説のカルト映画『悪魔のいけにえ』3D新作の製作が公式発表 カンヌ映画祭で配給権争奪か

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伝説のカルト映画『悪魔のいけにえ』
伝説のカルト映画『悪魔のいけにえ』 - 写真:Album/アフロ

 映画『クラッシュ』や『ソウ』シリーズで知られるライオンズゲートが、1974年の映画『悪魔のいけにえ』を基にした3D新作の製作を発表した。監督はジョン・ラッセンホップ、製作にはホラーミュージカルの怪作、映画『REPO! レポ』のカール・マッツォコーネが名を連ね、今年6月から本格的に始動する。

 トミー・フーパー監督の映画『悪魔のいけにえ』は、実際に起きた事件を基に、電動ノコギリを持って襲い掛かってくる大男の恐怖を存分に描いたホラー映画の古典。続編やリメイク作品が多数発表されている本シリーズだが、新作は何と3D。関係者によると、オリジナルのエッセンスはそのままに、舞台を現代に移したリメイクとしての性格が強い作品になる予定であり、2003年のリメイク映画『テキサス・チェーンソー』とその続編『テキサス・チェーンソー ビギニング』から一旦、仕切り直しての新作となるようだ。

 ホラー映画『ソウ』シリーズを世界中でヒットさせたライオンズゲートは、海外配給権に関してはNu Filmsに一任。今月に開催されるカンヌ国際映画祭で配給権の営業を行うことも明かしている。ホラーミュージカルの怪作映画『REPO! レポ』のカール・マッツォコーネがプロデューサーとして参加する一方で、監督についてはこれまでサスペンス映画などを中心に活躍してきたジョン・ラッセンホップと交渉中。来月より本格的な製作開始になるということで、現在は急ピッチで準備が整えられている。

 これまでに多くの関連作が作られてきた『悪魔のいけにえ』ではあるが、いまだにオリジナルを超えるインパクトを持った作品が作られたとは言い難い。今回はシリーズ初の3Dになるだけに、製作陣はかなりの自信を持っているようだ。ファンは、今回こそ、期待してもいいかもしれない?(編集部・福田麗)

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