スピルバーグ、初の3D監督作品『タンタンの冒険』特報映像が解禁！少年と相棒の犬が繰り広げる壮大なアドベンチャー
ベルギーの人気コミックを原作に、スティーヴン・スピルバーグ監督がピーター・ジャクソンとタッグを組んだ映画『タンタンの冒険/ ユニコーン号の秘密』の特報映像＆ポスタービジュアルが解禁され、監督が29年越しで映画化にこぎ着けたという本作の映像がとうとうお披露目となった。暗号や飛行機、砂漠を駆ける船に彩られたタンタンの冒険が今、始まる。
今回解禁された特報映像で描かれるのは、偶然ユニコーン号を見つけた主人公の少年タンタンと相棒の白い犬スノーウィの冒険の始まり。わずか1分12秒の映像だが、その中にはガラスケースに入った帆船ユニコーン号やちょっと間抜けな悪役、アクション、飛行機など、胸をわくわくさせる要素がてんこもり。フルデジタルCGを駆使したという映像は、コミックの世界観を大事にしていることがよく伝わってくる出来栄えであり、29年越しで映画化にこぎ着けたスピルバーグ監督自身も楽しみながら制作していることがうかがえる。波に乗った船が砂漠を駆ける場面は、まさにそのハイライトともいえるシーンだろう。
本作は、世界80か国語で翻訳され、2億部以上を売り上げているエルジェの人気コミックをベースに、映画化を熱望していたというスピルバーグ監督が、ピーター・ジャクソンと手を組んだ作品。映画『アバター』『ロード・オブ・ザ・リング』のVFXスタジオ・WETAが担当しているフルデジタルCGの映像も話題になっている。意外にもスピルバーグの監督作品では初めての3D作品となっており、その仕上がりがどのようになるのかにも注目が集まっている。
映画『タンタンの冒険/ ユニコーン号の秘密』は、ある日、タンタンがガラスケースに入った帆船の模型を購入したことから始まる冒険を描いた作品。その模型が、実は17世紀に洋上でこつぜんと消えたユニコーン号であることを知ったタンタンは、マストに隠されていた巻物を発見する。そこに記されていた暗号こそが、ユニコーン号の財宝のありかを示すものだった！ 少年と相棒の白い犬の壮大な冒険を描いた本作は、スピルバーグの新たな代表作となること間違いなしのアドベンチャーだ。（編集部・福田麗）
映画『タンタンの冒険/ ユニコーン号の秘密』は12月1日より全国公開
