アメリカの人気番組「そりゃないぜ!?フレイジャー」のデヴィッド・ハイド・ピアースを直撃!完成度の高いサスペンス・スリラー作品を語る!

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(左から)ニック・トムネイ監督、デヴィッド・ハイド・ピアース

 1993年から11年間放送されたアメリカのテレビドラマ「そりゃないぜ!?フレイジャー」で人気を博し、2007年にはミュージカル「カーテンズ(原題) / Curtains」でトニー賞を受賞した俳優デヴィッド・ハイド・ピアースが、新作『パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 / The Perfect Host』について、ニック・トムネイ監督とともに語った。

デヴィッド・ハイド・ピアース出演映画『パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会』場面写真

 同作は、銀行強盗をして逃亡中のジョンが、高級住宅地にある見ず知らずのウォーウィック(デヴィッド・ハイド・ピアース)の家に入り込み、自分をかくまうように強いるが、油断したすきに逆に捕らわれて、ウォーウィックが開く予定のディナー・パーティーのゲストとしてもてあそばれていくというサスペンス・スリラー作品。ニック・トムネイはオーストラリア出身の監督で、これが彼のデビュー作品となる。制作には映画『ソウ』シリーズのプロデューサー、ステイシー・テストロが参加している。

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 短編をもとに長編は製作されたようだが、オリジナルの短編とはどのように違うのだろう。「実は、オーストラリアの言葉の表現をアメリカらしい言葉の表現に変えたくらいで、映画全体はたいして変えていないんだ。撮影中も俳優から『少し意味がわかりにくい』と言われない限りは脚本の内容を変えなかったほどなんだ。実は短編を製作した際に、この映画はどこの国の設定でもストーリーを伝えられ、長編作品にできると思っていたんだよ」と述べたニックの後にデヴィッドは、初監督のニック作品になぜ出演承諾したのかについて「酔っぱらっていたからだよ!(ジョーク)まず脚本を気に入って、俳優として演じるには素晴らしいキャラクターだと思ったんだ。それに、スマートで予想つかない展開が興味深かった。さらに短編を観て、明確で力強い演出に惹かれたんだ。最後にニックに会ってみて、友達レベルでの会話ができたことで、ニックが初監督でも、僕は出演する気になったんだよ」と明かした。 

 映画はサスペンス・スリラーであるにもかかわらず、コミカルな要素やミュージカルな要素もあるため、監督のニックはどのようにバランスを図ったのだろうか。「クレイン・クロフォードが演じる主人公のジョンの過去を振り返るシーンは、まるでドキュメントしているようで緊張感のあるシーンばかりで、その緊張感を解きほぐすようにユーモアが含まれているんだ。それと、僕自身もできる限りエンターテインメント性のある作品にしたたかっために、一度デヴィッドが演じるウォーウィックが、ジョンをもてあそぶような設定にしてからは、ダークコメディの要素がたくさん盛り込まれることになったんだよ」とニックが語ったとおり、実際に映画全体を通してあらゆる要素が描かれている。

 デヴィッドが演じたウォーウィックは、サイコ的な要素があるが、人間味のあるキャラクターでもあることについて「特にサイコ的要素のあるキャラクターは、同情的な要素やそのキャラクター自体を観客が理解できる要素を持ち合わせていないと、どのように演じても失敗してしまうことが多いんだ。だから、ウォーウィックは他の人々とは表現の仕方は違うが、ウォーウィックがなぜこんなことをするのか、そのウォーウィックの必要性を理解できれば、おそらく理解できると思うんだ」と述べたデヴィッドは、この少しいかれたキャラクターを楽しんで演じたことも教えてくれた。

 ニック監督の次回作は、オーストラリアを舞台にしたアクション・スリラーになるそうで、一方デヴィッドはミュージカルの舞台「イット・シュッドブ・ビーン・ユー(原題) / It Should've Been You」で初監督をするそうだ。映画は、最初から最後までハラハラさせてくれる完成度の高い映画に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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