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美人過ぎる女子大生ボクサーを前に、さしもの竹原慎二もノックアウト寸前のメロメロ!

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本当にかわいい過ぎる! 伊藤沙月と終始ゴキゲンだった竹原慎二
本当にかわいい過ぎる! 伊藤沙月と終始ゴキゲンだった竹原慎二

 8日、シネマート六本木で映画『タナトス』公開記念トークショーが開催され、元WBA世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二、そして「美人過ぎる女子大生ボクサー」として人気急上昇中の伊藤沙月が出席、そのこわもての迫力で恐れられた竹原も、伊藤の「かわい過ぎる」姿の前にはノックアウト(!?)寸前だった。

映画『タナトス』場面写真

 2008年にボクシングを開始してからわずか1年で全日本女子大会ライトフライ級女王の座を射止めた伊藤は、実力のみならず共にそのルックスにも注目が集まり、テレビなどで「美人過ぎる女子大生ボクサー」と称されている。現在はオリンピックを目指す強化選手に選ばれるなど、その前途が大きく期待されている。

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 普段はこわもての竹原もこの日が初対面だという伊藤を目の前にして「本当にかわいいよね~」と鼻の下は伸びっぱなし。「(ボクシング女子でロンドン五輪出場を目指す南海キャンディーズの)しずちゃんならオッケーかもしれないけど、君にはやってほしくないな~」とジョークを飛ばすなど、いつになく口も滑らか。もともとボクシングは男のスポーツ、と思っていたという竹原は以前は女子ボクサーに偏見があったというが、「でも女性がボクシングに真剣に取り組む姿を見ていたら、やっぱり頑張っている人は素晴らしいと思うようになった。こんな風にボクシングが盛んになるなんて信じられない気持ちです」と心境の変化を語る。その言葉を裏付けるように、竹原が会長を務める「竹原慎二&畑山隆則ボクサ・フィットネス・ジム」所属の藤岡奈穂子選手がWBC女子世界ミニフライ級チャンピオンに輝くなど、ボクシングの世界にも「なでしこ旋風」は吹き荒れている。

 アマチュア時代に藤岡選手と「会場で一緒になったことがあった」と述懐する伊藤選手。両選手は階級が近いこともあり、「うちにスパーリングに来ればいいじゃないか」といつになく熱心な竹原。しかしその奥底には女子、男子問わずボクシングが盛り上がってほしい、という気持ちがあるようで、伊藤のようなボクサーの出現がうれしくてたまらない様子。「いろいろ言いましたけど、やっぱりボクサーは顔ではなくて、頑張ってる姿が美しいんですよ。こういったかわいい娘が盛り上げてくれれば、ボクシングもね、男女問わず人気が出ると思うんで、ぜひともチャレンジしてもらいたいですね」と伊藤にエールを送った。

 本作は、暴走族のケンカの助っ人としてその日暮らしの生活費を稼ぐ孤独な不良少年・リク(徳山秀典)が、偶然通りかかった「西田ボクシングジム」所属のアマチュアボクサー、棚夫木(佐藤祐基)にたたきのめされ、やがてボクシングの世界に足を踏み入れていく……、という物語だ。(取材・文:壬生智裕)

映画『タナトス』は9月10日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開

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