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ロバートが優勝!キングオブコント2011、賞金1,000万円のうち600万円は秋山がもらう?

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優勝トロフィーを掲げるロバート
優勝トロフィーを掲げるロバート

 23日、コント日本一を決定する「キングオブコント2011」がTBS放送センターで行われ、ロバート秋山竜次山本博馬場裕之)が本年度のチャンピオンに輝いた。秋山は満面の笑顔で「優勝が決まった瞬間は、体の力が抜けてオシッコが出そうになった」と芸人らしいコメントでよろこびを語った。

 出場者がそれぞれネタを2回披露し、総合得点で優勝者が決定するシステムの本大会で、ロバートはかねてから温存していたという秘蔵ネタを披露。一本目の忍者ネタで942点、二本目の自動車整備工場のネタで934点を叩き出し、合計1,876点を獲得。2位の2700と67点差をつける圧勝で優勝の栄冠を勝ち取った。

 半年前にヘルニアを患うも、本大会のために手術を決断したという秋山は、「動けない状態だったが、忍者ネタで軽やかに動きたいために手術をした。優勝したこの感じは今までにない。体の力が抜けてオシッコが出そうな感じでした」と感無量の表情でよろこびのコメント。2位の2700に猛追を受けたが「会場の沸き具合からして、持っていかれたかと思った。『マジですべろ』って思っていました」と振り返った。そして馬場は「結果が出てからしばらくは、喋ったら泣いちゃいそうな状態が続いていて、メンバーの方を見られなかった。(記念に)カツラや衣装をこのまま取っておきたい」とよろこびを噛み締めていた。

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 気になる優勝賞金1,000万円の使い道について、秋山は「分けますが、トリオイコール3等分という暗黙の了解が大嫌い。今日笑いを一番取っていたのは僕なので、600万円はいただかないと割が合わない」と感動をぶち壊すようないやらしい発言。使い道については「若手がネタをやる場が少ないので、ちっちゃい劇場作りたいな」とコメントし、山本に「大御所か!? まだおれらがやることじゃないだろ」と突っ込まれるなど、ここでも息のあった即席コントを披露していた。

「キングオブコント」は、プロ・アマ不問の挑戦者たちがコントで面白さを競う、年に一度のお笑いイベント。優勝者には賞金1,000万円が贈呈される。2008年に開催された第一回大会はバッファロー吾郎、2009年は東京03、2010年はキングオブコメディがそれぞれ優勝している。エントリー総数3,026組の中から決勝に進出した8組と得点は以下の通り。

優勝:ロバート 1,876点
2位:2700 1,809点
3位:モンスターエンジン 1,762点
4位:インパルス 1,696点
5位:鬼ヶ島 1,679点
6位:TKO 1,634点
7位:ラブレターズ 1,588点
8位:トップリード 1,515点
(肥沼和之)

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