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「ピーターラビット」1930年以来の新作をエマ・トンプソンが執筆!第1作出版から110年となる来年9月に発売!

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「新作なんて、どきどきしちゃうね!ま、うさぎ年の出版じゃないのは残念だけどさ……」
「新作なんて、どきどきしちゃうね!ま、うさぎ年の出版じゃないのは残念だけどさ……」 - Michael Bradley / Getty Images

 女優・脚本家として活躍しているエマ・トンプソンが世界中で愛されている児童書「ピーターラビット」シリーズの新作を執筆するとニューヨーク・タイムズほか複数のメディアが報じている。同書はオリジナル第1作の出版から110年となる来年出版される予定となっている。

「ピーターラビット」原作者の半生を描いた映画『ミス・ポター』写真ギャラリー

 「ピーターラビット」シリーズは、1902年にシリーズ第1作が出版されて以来、イギリスはもちろん、世界中で愛されているビアトリクス・ポターによる児童書。柔らかい絵柄と心温まる物語は子どもから大人まで幅広い世代から人気を博しており、日本では石井桃子や「ぐりとぐら」で知られる中川李枝子などによる翻訳が出版されている。2006年には著者ポターの半生にスポットを当てたレニー・ゼルウィガー主演の映画『ミス・ポター』が製作されたことも記憶に新しい。

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 ニューヨーク・タイムズ紙など複数のメディアによると、エマ・トンプソンが手掛ける新作は「ザ・ファーザー・テイル・オブ・ピーター・ラビット(原題) / The Further Tale of Peter Rabbit」で、2012年9月にこれまでのシリーズ23作品を出版しているフレデリック・ワーン社から発売される予定。これは1930年以来、ポター以外が手掛けた作品としては初めての「ピーターラビット」シリーズの公式作品になるという。

 エマは今回の試みについて「子どものころも、大人になってからも、わたしはいつもベアトリクス・ポターの作品が好きでした。だからこそ、この喜びは言葉では言い尽くせないほどです」とコメント。エマは『ハリー・ポッター』シリーズなどで女優として活躍する一方、主演映画『いつか晴れた日に』の脚本も手掛け、第68回アカデミー賞脚色賞を受賞するなど、脚本家としての活躍も目立っている。今回の試みがどのような反響を呼ぶのか、今から楽しみだ。(編集部・福田麗)

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