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釜山で4,000人の観客が鑑賞!サイレント映画時代のハリウッドが舞台!白黒の映像と音楽だけでのカンヌ国際映画祭男優賞受賞作品『The Artist』

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第16回釜山国際映画祭で、メイン会場となる「映画の殿堂」と呼ばれる新しい野外劇場には4,000人の観客!
第16回釜山国際映画祭で、メイン会場となる「映画の殿堂」と呼ばれる新しい野外劇場には4,000人の観客! - Photo:touko Yoshii

 10月6日から行われている第16回釜山国際映画祭で、メイン会場となる「映画の殿堂」と呼ばれる新しい野外劇場で、8日、フランス映画『The Artist(原題)』が上映された。

 今年の5月に開催されて第64回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した作品で、1920年代のサイレント映画時代のハリウッドが舞台。かつてのサイレント映画のスター俳優が、トーキー映画の登場で失望していく中で、新人女優との出会い、彼女を通して、新しい映画の時代への希望と夢を魅力的に描いている。せりふがほとんどなく、白黒の映像と音楽だけで物語が展開されるスタイルで、サイレント映画へのオマージュとなっている。

 本作の上映前に、フランスの映画製作者者であり映像のトリックを利用した商業映画を最初に監督したと言われるジョルジュ・メリエスのサイレント作品が、最新のフレンチ・エレクトロ・ミュージックとともに上映された。また、釜山ワールドフィルハーモニックオーケストラによるクラシック音楽も上映され、4,000人の観客は、「映画の殿堂」という施設ふさわしい感動を体験できたことだろう。

「映画の殿堂」は、釜山市がアジア映像文化産業の中心となることを目指して、映画祭専用の施設として3年の歳月を経て建てられたもの。9月29日オープンしたこの施設は、釜山シネマセンターとして多目的会場や映画館を有している。10月14日には、釜山国際映画祭の閉幕式が行われる予定。(芳井塔子)

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