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オダギリジョー、チャン・ドンゴンの人気ものぶりにいじける?水を飲んだだけで大歓声

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左から、カン・ジェギュ監督、チャン・ドンゴン、オダギリジョー
左から、カン・ジェギュ監督、チャン・ドンゴン、オダギリジョー - Photo:touko Yoshii

 俳優オダギリジョーが、10月9日、開催中の第16回釜山国際映画祭で行われた映画『マイウェイ 12,000キロの真実』のオープン・トーク・イベントに出席した。共演のチャン・ドンゴンカン・ジェギュ監督も出席し、砂浜に設けられた野外会場には、スターの姿を見ようとする大勢のファンで埋め尽くされた。

映画『マイウェイ 12,000キロの真実』場面写真

 オダギリは「こんなに人が集まってくれるとは思ってもいなかったので」と驚きを隠せない様子。映画での役柄について語りはじめたところ、「ここに集まってくれた皆さんはもう知ってますよね」と冗談を言いつつ、「脚本を読んだときに、僕が演じた辰雄という役の荒々しい内面に興味を持ちました。ある時は冷酷であり、ある時は無気力である、そのふり幅がすごく魅力的だった」と続けた。

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 韓国での撮影について質問されると「今回は撮影期間が長期間だったこともあって、スタッフのみんなとよく飲みに行くことができたので、距離感がすごく近くなったのが印象的ですね」と答えた。

 チャン・ドンゴンが水を飲み始めたところで歓声が沸き起こった事態に「僕がしゃべっているときでも、注目されるチャン・ドンゴンさん、僕なんてそんなもんですよ」とふてくされたような発言で会場に笑いを誘った。

 「ここにいる皆さんは、映画に期待して来てくれたと思うし、見てくれると思います、最後にひとこと言うとするなら、僕はテジクッパが大好きです」とまたしても冗談で会場を沸かすオダギリ。野外会場での開放的な雰囲気の中、ファンたちは映画スターたちの姿を楽しんだことだろう。

第二次大戦時にさまざまな戦闘を生き抜いていく二人の男の数奇な運命を描く『マイウェイ 12,000キロの真実』は、2012年1月14日公開予定。(取材・文:芳井塔子)

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