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第16回釜山国際映画祭が閉幕!4,000人の前にオダギリジョー、原田眞人監督、受賞の井手洋子監督も登壇

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4,000人に惜しまれつつ閉幕
4,000人に惜しまれつつ閉幕 - Photo:touko Yoshii

 10月6日から開催されていた第16回釜山国際映画祭の閉幕式が、最終日の14日、メイン会場の「映画の殿堂」にて行われた。雨の降る中で行われた閉幕式には、ニュー・カレンツ部門の審査委員でもある、日本の俳優オダギリジョーを始め、クロージング作品『わが母の記』の原田眞人監督らも出席した。

映画『ショージとタカオ』作品写真

 原田監督は、映画の上映前に「これから上映する映画には、感情の起伏に合わせて水が多く登場します。今日のこの雨は、閉幕式として素晴らしい演出になっているかもしれません」と挨拶し、満員となった4,000人の観客に、映画を楽しんでほしいと伝えた。

 また、日本映画は、ショートフィルム部門とドキュメンタリー部門を受賞。ドキュメンタリー賞を受賞した映画『ショージとタカオ』は、布川事件といわれる強盗殺人事件の犯人として20歳のときから29年間獄中にいたショージとタカオが無罪を訴える姿を描いており、監督の井手洋子氏は、自ら舞台に登壇し賞を手にした。(取材・文:芳井塔子)

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