加瀬亮、夢かなう!ガス・ヴァン・サント作品出演に「日本にはない発想に出会えた」

第24回東京国際映画祭

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撮影エピソードを披露した加瀬亮 - 第24回東京国際映画祭の公式上映の模様より

 24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、第24回東京国際映画祭特別招待作品の映画『永遠の僕たち』の舞台あいさつが行われ、登壇した加瀬亮が、ガス・ヴァン・サント監督とのやり取りや撮影中のエピソードを披露した。

映画『永遠の僕たち』場面写真

 本作の監督は、ゲイであるガス・ヴァン・サント。加瀬は昔、ガス・ヴァン・サント監督の『マイ・プライベート・アイダホ』を観て、「いつか会えたらいいな」と思っていたという。今回その夢が実現し、「こうやって海外の作品に出れて、日本だとなかなか出ない発想に出会えた」とうれしそうに告白。

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 撮影中、監督は「とても自由にやらせてくれた」そうで、「主演の二人(ヘンリー・ホッパーミア・ワシコウスカ)と監督と僕と、4人でカフェに行って、監督はマティーニか何かを飲んでいたんですよね。とにかく『おまえら、仲良くやれよ』と。ヘンリーとは友だち役なので、『よく一緒に遊べ』と言われました」となごやかなエピソードを披露。実際、ヘンリーは「毎日朝の4時ぐらいまで僕の部屋にいた」らしいが、「まさにお父さん(名優デニス・ホッパー)の血をひいている。繊細な所はものすごく繊細なんだけど、表に出すアクションがすごい」と印象を語った。

 ただ、撮影の間は「監督にしては、物語がきれい過ぎて理解できなかった」と告白。だが、ゲイの友人に相談したところ「ゲイはマイノリティーで、一人で生きることを前提としている。そういうゲイのガス・ヴァン・サント監督が、普通の男女の恋愛を描くとこうもきれいになるのは、コミュニケーションに対する切実な願いが入っているからだ、と気づいた」とのこと。こうした経験を経て、「映画を通して、自分の中に新しい風が入ってきた。これからもボーダーレスになっていけたらいい」とまっすぐな眼差しで、未来を見据えるかのように語った。

 『永遠の僕たち』は、他人の葬式に参列するのが日常的な少年(ヘンリー・ホッパー)と、不治の病に侵され、余命数か月の宣告を受けた少女(ミア・ワシコウスカ)の恋を、やわらかく描いた青春ドラマ。少年だけに見えるという第二次世界大戦で戦死した幽霊・ヒロシ役を、加瀬が好演。『ミルク』のガス・ヴァン・サント監督がメガホンを取り、第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でオープニング上映、高い評価を受けた。(取材・文:尾針菜穂子)

映画『永遠の僕たち』は12月23日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国順次公開
第24回東京国際映画祭は30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内の各劇場などで開催中

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