怪優ウド・キア、81歳で死去 『悪魔のはらわた』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』など

カルト映画のアイコンとしてファンに愛されたドイツ人俳優ウド・キアさんが現地時間23日朝、カリフォルニア州パームスプリングスで死去した。81歳だった。ウドさんのパートナーで、アーティストのデルバート・マクブライドさんがVarietyに明かした。
300作近い出演作を誇るウドさん。アンディ・ウォーホルさんと組んだ『悪魔のはらわた』や『処女の生血』をはじめ、ガス・ヴァン・サント監督作『マイ・プライベート・アイダホ』への出演、そして『キングダム』シリーズや『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』『メランコリア』『ニンフォマニアック Vol.2』などラース・フォン・トリアー監督作の常連としても知られる。
そのほかの出演は『サスペリア』『アルマゲドン』『ブレイド』『スパイゲーム』『グラインドハウス』『アイアン・スカイ』『異端の鳥』『バクラウ 地図から消された村』『スワンソング』『お隣さんはヒトラー?』など。(編集部・市川遥)


