映画『けいおん!』で一番難しかったのはスタッフとの関係!?「携わってよかったと思ってもらえる作品に」と監督が語る!

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バンドもアニメの現場も最後に物をいうのは信頼関係です! - (C) かきふらい・芳文社 / 桜高軽音部

 現在公開中の映画『けいおん!』の山田尚子監督がインタビューに応え、あまりにも意外な「映画化で一番難しかったこと」を明かしたほか、ほかのスタッフや声優たちとの関係について語った。シリーズのファンでもあまり知らないようなエピソードが盛りだくさんだ。

『映画 「けいおん!」』写真ギャラリー

 映画化で一番難しかったことについて、山田監督は迷うことなく、「キャラクターデザインの堀口(悠紀子)さんを口説くのが一番難しかったです」と告白。総作画監督も務めている堀口は表にこそ出てこないものの、『けいおん!』には決して欠くことのできない存在。「ご本人が映画ということに緊張してしまって……めちゃくちゃ身近なところが一番のハードルでしたね」と明かした山田監督は一方で、「美術のテンションはすごく上がっていましたね。早く描きたい、描きたいって感じで」とスタッフに対しては称賛を惜しまない。今回は舞台がロンドンということで日本を舞台にしたテレビシリーズと勝手が違うかとも思われたが、「そもそも、唯たちの通っている学校が洋風建築に近いので、実質的に戸惑いもなく……みたいな感じだったと思いますね。それよりは、ヨーロッパのかわいさを存分に表現できるように、とお話ししました」と制作が順調に進んでいたことをうかがわせた。

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 唯役の豊崎愛生をはじめとする声優陣との関係については「何でしょうね。そばからのぞくストーカーみたいな。監督っぽくしたいんですけど、にやにやしてしまうんです」と卑下しつつも、映画化を告げた際の「(澪役の)日笠(陽子)さんはこう、タオルを振り回していたり、面白かったですね」というエピソードを披露するなど、現場は和気あいあいとしていた様子。また、映画化発表直後には声優の真田アサミがツイッターで「知らなかったよー」とつぶやいたことも話題になったが、そのことについては「あれは、まだどういう話になるのかわからなかったので、キャストさんは放課後ティータイムのメンバー役の5人にしか伝えていなかったんです」と裏エピソードを明かした。本作にはもちろん真田も出演しており、映画版のアフレコはテレビシリーズのときと変わらず、「ほんわかした感じで、教室みたいでした」と山田監督は振り返っていた。

 それだけに本作の仕上がりには手応えがあるかといえば、「怖い。『早く殺せ~』って感じですね」と意外な答えが。折しもこの日はスタッフ試写当日だったが、「昨日の晩はだめでしたね。『映画になっているかなあ』とか『唯たちはきれいに映っているかなあ』とか不安になってしまって」とあまり眠れなかったことを告白。本作が初の劇場監督作品となることもあってか、映画制作にあたって「『けいおん!』の名前は知られることが増えてきたと思うんですけど、監督としては本当に無名なので、一本の映像としてしっかり観てもらえるものを作ることを心掛けました」と言う山田監督。才能あるスタッフに恵まれたともいい、「携わってよかったと思ってもらえる作品になればいいですね」とその心境を感謝の念と共に明かしていた。

 2009年のテレビシリーズ第1期「けいおん!」が初監督作となった山田監督はシリーズと共に歩んできた道を振り返ると、監督業については「またできるとうれしいですね。すごく大変だと思うんですけど、一回やっちゃうともっとやりたくなってしまう……やっぱり楽しかったです、監督っていうのは」とこれからのことを語った。

 シリーズ集大成ともいえる今回の映画『けいおん!』。「ワンカットワンカット、一枚一枚、いろんな人の愛情が死ぬほど入っていますので、きっとファンの方には、安心して観てもらえるんじゃないかと思います」という山田監督の言に違わず、ファンならばストーリーはもちろん、あちらこちらに仕掛けられた小ネタに、にやにやせずにはいられないはず。何よりも、また「放課後ティータイム」メンバーたちに会うことができるのは、本作最大の楽しみ。大スクリーンに映される、彼女たちのさりげない日常のやり取りを見守りたい。(編集部・福田麗)

映画 「けいおん!」』は公開中

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