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製作会社の元スタッフが、『アバター』は自分のアイディアの盗用、とジェームズ・キャメロンと製作会社を告訴

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この世界観を作ったのは誰? 『アバター』より
この世界観を作ったのは誰? 『アバター』より - 写真:Everett Collection/アフロ

 ジェームズ・キャメロン監督の製作会社ライトストーム・エンターテイメントの元スタッフが、映画『アバター』の元となったアイディアを2年かけてディベロップしたのは自分であり、相当の見返りを受けるべきとして、キャメロンと製作会社を告訴した。

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 ハリウッドレポーター紙(電子版)によれば、エリック・ライダーという元スタッフは、ロサンゼルス最高裁判所に提出した告訴状の中で、1999年彼がライトストームで働いていた時、「K.R.Z.2068」というタイトルのプロジェクトを立案したと供述している。その内容は、「遠く離れた星を植民地化し、そこの豊かな天然資源を略奪する企業を題材にした、環境をテーマとした3D大作」となっており、さらにプロットには、「企業のスパイ」や「その星に生息する人間に似た生き物」「そのスパイと一人の生き物は交流を持つようになり、やがてスパイは企業の採掘活動に対する反乱を指揮するリーダーとなる」といった記述が含まれているという。

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 被告人によれば、ライトストームは2002年に彼に対し、環境をテーマにしたSF映画に興味を持つ人はいないため彼のアイデアは映画にはならない、と伝えたという。

 ガーディアン紙(電子版)によれば、『アバター』の世界興行収入は、これまでの歴代1位で約28億ドル(約2,240億円)を売り上げており、また、最も海賊版が出回っている映画だそう。また、これまで盗作されたという告訴が数多く起こされているが、勝訴した例は一度もないという。ハリウッドレポーター紙によれば、元スタッフによる告訴は今回が初めてとのことだ。(1ドル=80円換算)(鯨岡孝子)

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