アカデミー賞主要部門をズバリ予想!作品賞は9割が『アーティスト』!-映画専門サイト シネマトゥデイ

第84回アカデミー賞

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やはり大本命の『アーティスト』 - (C) La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm

 いよいよ2月27日(日本時間)に開催される第84回アカデミー賞の主要部門である作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞を映画専門サイト、シネマトゥデイの執筆陣が予想してみた。毎年、パーフェクトに言い当てる映画ライターを必ず一人は輩出しているこのコーナー、今年もだれか全勝しているはずだ。

第84回アカデミー賞予想!-シネマトゥデイ-私的映画宣言

■シネマトゥデイの予想
作品賞にノミネートされた作品はどれも一流の脚本、物語構成、役者陣、そして画。特に映像はどの作品もすばらしい。モノクロ映画である『アーティスト』もまるで1カットごとがポスターになるかような完成度の高さだ。その年の300本以上もある映画の中から選ばれた10本はやはり最高峰であることは違いない。ということは、ここまでくると作品の善し悪しというより選ぶ人の好み。先日ロサンゼルス・タイムズ紙が調べたところによると、アカデミー賞の投票者である映画芸術科学アカデミー(A.M.P.A.S.)会員は94パーセントが白人&77パーセントが男性で平均年齢は62歳だとか。その人たちの好みからいうと、年老いていく男優が若い女に助けられる「男の夢物語」を体現した『アーティスト』はまさに会員のおじさまの心をぐっとつかみそう。ジョージ・クルーニーの役がらもリアルな心情が共感を呼びそうだ。ただ、自分たちが白人ばかりだということがバレてしまったから人種差別が露骨に表現されている映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のヴィオラ・デイヴィスは選んでおかなくっちゃな……という心理が働いて、選ばれる可能性大。

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作品賞:『アーティスト』、監督賞:マーティン・スコセッシ、主演男優賞:ジョージ・クルーニー、主演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス、助演男優賞:クリストファー・プラマー、助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー

■斉藤博昭の予想
今年は多くの部門が本命不在で、「取るだろう」と「取ってほしい」の両面で予想。作品賞は『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』の“映画愛”対決が見もので、共に映画創成期を扱いつつ、前者が映画の原点を描いているのに対し、後者は3Dで映画の未来を切り開いている。アカデミー会員がどっちを選ぶのか興味津々。作品としては『アーティスト』の方がまとまっているが、3Dで商売したいハリウッドにとっては……と皮算用が働く気もする。というわけで、個人的イチオシの『ファミリー・ツリー』は泣く泣く監督賞に。演技部門も苦渋の選択で、本当は主演男優賞をクルーニーかブラピにあげて授賞式を盛り上げてもらいたいが、当確のプラマーを中心に予想したら、この四人が並ぶ絵柄がバランスよくてアカデミー賞らしいと勝手な思い込み。最大の楽しみは、ビリー・クリスタルのオープニング。9作品、歌って踊るのか!?

作品賞:『アーティスト』、監督賞:アレクサンダー・ペイン、主演男優賞:ジャン・デュジャルダン、主演女優賞:メリル・ストリープ、助演男優賞:クリストファー・プラマー、助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー

■相馬学の予想
私情を挟まないガチ予想をする身としては、今年は何とも悩ましい。ゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞した作品が、この10年で4作しかリンクしていない点は気になるけど、その後も勢いを持続している点を買って、『アーティスト』を本命視。役者の4部門は、堅そうなのは助演男優賞ぐらいで、それ以外は2人までに絞れても、そこから先が難しい。女優賞の2人は俳優組合賞での奮闘を考慮して『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』組から。有色人種の女優が主演賞を一度しか受賞していないのは気掛かりではあるが。最も悩んだ主演男優賞は、この先チャンスがまだまだあるクルーニーより、ここが千載一遇という感じのデュジャルダン氏を上に見た。この通りに決まったら、受賞俳優4人の合同記念写真が例年に比べて地味になるなあ……そういう意味でも、実に悩ましい。

作品賞:『アーティスト』、監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス、主演男優賞:ジャン・デュジャルダン、主演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス、助演男優賞:クリストファー・プラマー、助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー

■今祥枝の予想
筆者の心の作品賞は『ファミリー・ツリー』、監督賞はアレクサンダー・ペイン。でも現実はそうもいかないだろうから普通に予想。今年の最大の疑問は、前哨戦では他を圧倒している『アーティスト』。もちろん、どの部門で受賞を果たしてもまったく異論はない素晴らしい作品だが、「アメリカ以外の映画」とされる外国語映画賞とのすみ分けがよくわからない。最も予測しにくかったのは主演女優賞。ミシェル・ウィリアムズのような気もしつつ、個人的にはヴィオラ・デイヴィスにぜひとも受賞してほしいが、大穴というならグレン・クローズの線の方があり得る? ノミネーション発表時に最もうきうきさせられたのが助演男優賞。ジョナ・ヒルのエントリーに拍手! 受賞はクリストファー・プラマーと心から願う&信じて疑わないが、ほかの三人も含む四人にオスカーを献上したい気持ち。

作品賞:『アーティスト』、監督賞:マーティン・スコセッシ、主演男優賞:ジョージ・クルーニー、主演女優賞:メリル・ストリープ、助演男優賞:クリストファー・プラマー、助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー

第84回アカデミー賞授賞式は2月27日午前9時00分よりWOWOWにて生放送

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