ジョージ・ルーカス監督の元妻マーシアさん死去 『スター・ウォーズ』でアカデミー賞受賞、旧三部作支えた伝説の編集者

映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)でアカデミー賞を受賞した伝説の編集者で、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカス監督の元妻であるマーシア・ルーカスさんが死去した。80歳だった。現地時間29日、シリーズの公式サイト「StarWars.com」が発表した。
Varietyの情報筋によると、マーシアさんは現地時間27日、がんとの闘病生活の末、息を引き取ったとのこと。遺族は「彼女の作品は、感情的な知性、リズム、人間味にあふれていることで知られていました。シーンの真実を見つけ出し、スクリーンに感動と躍動感、そして明快さをもたらすという、稀有な能力によるものでした」と声明を発表しており、ルーカスフィルムも公式SNSでマーシアさんを追悼している。
マーシアさんは1945年10月4日、米カリフォルニア州生まれ。1971年にルーカスフィルムが設立された後、ルーカス監督が手がけた長編映画『アメリカン・グラフィティ』(1973)にメンター(師)であるヴァーナ・フィールズさんと参加し、アカデミー賞にノミネートされた。『スター・ウォーズ』では、リチャード・チュウさん&ポール・ハーシュさんと共に編集者としての才能を発揮し、アカデミー賞編集賞に輝いた。
その後も、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』と旧三部作の編集に参加。ルーカス監督が絶大な信頼を寄せるスタッフの一人として、シリーズを支えた。ルーカス監督とは1969年に結婚し、1983年に離婚している。
マーシアさんはそのほか、マーティン・スコセッシ監督が手がけた『アリスの恋』『タクシードライバー』『ニューヨーク・ニューヨーク』の編集メンバーとしても活躍した。(藤田良太)


