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『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のジェイソン・シーゲルと『ハングオーバー!』シリーズのエド・ヘルムズを直撃!

『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のジェイソン・シーゲルと『ハングオーバー!』シリーズのエド・ヘルムズを直撃!
(左から)ジェイソン・シーゲル、マーク・デュプラス監督、エド・ヘルムズ

 映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のジェイソン・シーゲルと、映画『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のエド・ヘルムズが、兄弟役を演じた新作『ジェフ、フー・リブズ・アット・ホーム(原題)/ Jeff, Who Lives at Home』について、マーク・デュプラス監督とともに語った。

 同作は、実家の地下室で暮らす怠け者のジェフ(ジェイソン・シーゲル)は、ある日、結婚している兄パット(エド・ヘルムズ)とともに兄のポルシェで出掛けるが、その道中でパットの妻と謎の男を二人は目撃してしまう。すぐに彼らは、パットの妻の浮気調査を始めるが、徐々にトラブルに巻き込まれていく。だが、そんなトラブルを通して、徐々に家族の絆に気付き始めていくというコメディ作品。監督は、映画『僕の大切な人と、そのクソガキ』(日本未公開)のマーク&ジェイ・デュプラス兄弟がメガホンを取っている。

 主役ジェフを演じたジェイソン・シーゲルは俳優だけでなく、これまで数作の脚本を執筆してきた。「僕も『寝取られ男のラブ♂バカンス』などで脚本を執筆してきたが、今回はデュプラス兄弟が素晴らしいキャラクターを含めた脚本を書いてくれたために、僕が口出すことは全くなかったんだ」と良質の脚本に恵まれたようだ。さらに主人公ジェフについては「僕自身はこのキャラクター、ジェフを怠け者やドラッグの常習者だとは思っていないよ。もっとも、朝10時にマリファナを吸っているときもあるけどね……(笑)。あくまでジェフは、サイン(人生の指針)を待ち続けていただけなんだ」と語った。(映画内でジェフは、あらゆる所でサイン(人生の指針)を見出そうとしている)

 さらにジェイソンは「そんなジェフは、ある意味では映画『チャンス』でピーター・セラーズが演じたチャンスみたいな存在で、いろいろなもの観察しながら、すべてを受け入れようとしているところが似ているんだよ」と説明した。

 兄弟二人がメガホンを取っていることについてジェイソンは「彼ら兄弟を、それぞれ全く違った人物と感じたことはなかった。まるで二つ(兄弟)の脳が、一つの体にあるように思えたくらい同じ考えを持っていた。それに、彼らは議論することさえなかったよ。彼ら兄弟を見ていて、撮影中はお互いが興奮を共有しているように思えた」と答えると、続いてエド・ヘルムズが「彼らはポジティブなエネルギーを提供してくれるんだ。映画はコメディではあるが、少し感傷的なシーンや重たく感じるシーンもあり、常に腹を抱えて笑っているシーンばかりではないため、彼ら兄弟は一つ一つのシーンを撮り終えるたびに、僕ら俳優たちに歩み寄ってきて、素晴らしい演技だ!と言葉をかけてくれていた。だから、一緒に居てとても楽しかったんだよ」と明かした。

 映画内のコメディとドラマのバランスについてマーク・デュプラス監督は「すごくデリケートなバランスが必要なんだ。僕はいつも、撮影後に正直な意見を言ってくれる友人たちやフィルムメイカーたちに、僕ら兄弟の映画のテストスクリーンをしているんだ。ただ、僕ら兄弟も処女作は決して素晴らしいものではなかった。処女作で素晴らしい作品ができることはまれだと思うんだ。だから僕らは兄弟は、映画を作ってはテストスクリーンをして、自分が撮り直したいところを探し出し、次の作品につなげていくんだ。そうすれば、いつかそんなコメディとドラマのバランスが取れた作品を撮れるようになっていくと思う」と助言した。

 最後に、ジェフの母親役を演じたスーザン・サランドンについてジェイソン・シーゲルは、スーザンはセクシーな女性だから、息子が母親を誘惑しないように気を付けたよ!とのジョークがおかしかった。映画はコメディ調ではあるが、家族描写にほろっと感動させてくれる場面のある映画に仕上がっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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