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ハリー・ポッターは永遠に!撮影の想い出の詰まったスタジオでルパート・グリントしみじみ

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ルパート・グリントとトム・フェルトン
ルパート・グリントとトム・フェルトン - Photo:Yukari Yamaguchi

 「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー・ロンドン ザ・メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のオープニング前、『ハリー・ポッター』シリーズのキャスト、スタッフとツアー関係者による会見が行われた。

 会見場は、ツアー館の中のグレート・ホールの扉前。魔法学校ホグワーツの生徒が一堂に会するシーンで、シリーズ中、何度も登場したホールだ。ツアーでは、まずミニ・シアターで『ハリー・ポッター』シリーズのダイジェスト版のような映像が上映される。そのスクリーンが上がると、その奥に、見覚えのあるどっしりとしたグレート・ホールの扉が現れ、ツアーの開始となる。その扉前に、ホールの中にも展示してあるテーブルや水差しなどをセットした会見席に、ミニ・シアターの観客席を記者席とした会見となった。デヴィッド・イェーツ監督は「映画の中では、クローズ・アップされることもなかったテーブルだけれど、どれだけ凝ったものだったかを見て欲しい。そんなスタッフのハードワークをみんなとシェアできることがうれしい」と語った。

 シリーズの撮影から2年以上を経て、10年通ったスタジオでスタッフ、キャストに囲まれ、懐かしさもひとしおといった様子のルパート・グリントは「たいていの人にとって僕はいつでもロンだと思うよ。もちろん、これからの役も楽しみだけれど、ロン役は、自分の人生の中で特別なことだった」とツアー館の公開を喜ぶ。トム・フェルトンも「いつか自分の子どもと来られたらいいな」とほほ笑ましい図を思い描いているようだ。シリーズ後半から参加したイヴァナ・リンチさえ「いつもここにあると思うと安心するわ。定期的に来たいくらい」とこのスタジオで子ども時代を過ごしたキャストの面々がツアー一番のファンなのかもしれない。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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