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『ザ・ファイター』デヴィッド・O・ラッセル監督の次作決定!アメリカ・プロビデンス市長を21年間務めたヴィンセント・チアンチの自伝の映画化

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デヴィッド・O・ラッセル監督
デヴィッド・O・ラッセル監督 - John Sciulli / Getty Images

 映画『ザ・ファイター』でアカデミー賞監督賞ノミネートを果たした監督、デヴィッド・O・ラッセルの次回作が決定したとCollider.comが報じた。内容はアメリカのロードアイランド州プロビデンス市長を21年間務めたヴィンセント・チアンチの自伝の映画化だという。

デヴィッド・O・ラッセル監督映画『ザ・ファイター』写真ギャラリー

 ヴィンセント・チアンチは、1975年、アメリカ・ロードアイランド州プロビデンス市長に当選し、多くの支持を得たが、法律に触れる問題が発生し、1984年、5年間の執行猶予を宣告された。市長解任の後、チアンチは1990年までラジオのトークショーを担当していたが、1991年の市長選に出て再選されたものの2002年、脅迫、謀略、恐喝、証人買収、郵便詐欺を含む様々な連邦犯罪で起訴され、5年間の刑に服したという波乱万丈の人生を送っている人物。しかし、在職期間においての全米史上最長記録はまだ誰にも破られていない。

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 映画はそんな彼の自伝「ポリティックス・アンド・パスタ(原題) / Politics and Pasta」を原作にして彼の人生を追いかけるという。

 ラッセル監督は現在、ブラッドリー・クーパージェニファー・ローレンス主演の映画『ザ・シルバー・ライニングス・プレイブック(原題) / The Silver Linings Playbook』の編集作業を行っている最中だ(後藤ゆかり)。

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