北朝鮮を入国禁止になっても映画製作を続けるヤン・ヨンヒ監督!安藤サクラが「すごい覚悟」と称賛!

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(左から)安藤サクラ、井浦新、ヤン・ヨンヒ監督

 安藤サクラ井浦新が在日朝鮮人2世の兄妹を演じる映画『かぞくのくに』のジャパンプレミア試写会が12日に都内で行われ、安藤と井浦のほか、共演のヤン・イクチュンヤン・ヨンヒ監督が登壇した。

映画『かぞくのくに』場面写真

 本作は、デビュー作となるドキュメンタリー映画『Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン』(2006年公開)で世界から高い評価を受けた在日コリアン2世であるヨンヒ監督が、自身の実体験を基に描いた初のフィクション映画。

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 北朝鮮への集団移住が行われた「帰国事業」により離れ離れとなった兄ソンホ(井浦)と妹リエ(安藤)。病気治療のため25年ぶりに北朝鮮から日本を訪れたソンホと、日本で自由に育った妹の再会をきっかけに、あまりに違う環境で育ったことで露呈する価値観の違いや、それでも変わらぬ家族のきずなを描く。すでに世界のさまざまな映画祭で上映され、今年の8月には、第36回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門で上映されることも決定している。

 この日、映画を観終えたばかりの観客の中には、泣いている人の姿も。安藤は、「監督の思いに応えようと、必死に取り組みました。監督が伝えたいことを込めた映画が、お披露目となる今日は特別な日だと実感しています」と晴れやかな表情であいさつ。そして「監督は、『ディア・ピョンヤン』を作って、北朝鮮に入国禁止になったのに、さらにこの作品を撮って……すごい覚悟なんじゃないかなと思っています」と語ると、会場ではその言葉に同意するかのように大きな拍手が沸き起こった。

 一方、井浦は「この作品が、何かを感じてもらえるきっかけになれば。物語の背景にはいろいろな社会問題はあるけれど、描かれているのは皆さんと変わりない、ごく普通の家族の問題。観て感じたことを、大切に持って帰ってじっくり味わってもらいたいです」と観客に呼び掛けていた。

 また、ソンホの北朝鮮からの監視人役を演じたヤン・イクチュンは、「この映画で描かれているのは、わたしたち韓国人にとっても悩むべき近代史であり、歴史だと思う。歴史が土台となって現在が作られているので、過去を忘れてはいけない」と真摯(しんし)に語っていた。(古河優)

『かぞくのくに』は8月4日よりテアトル新宿、109シネマズ川崎ほかにて全国順次公開

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