浜辺美波、池松壮亮の明るさが助けに「嫌な流れを引きずらず断ち切ってくれる」

仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほか)で、のちに豊臣秀吉(藤吉郎/池松壮亮)の妻となる寧々を演じる浜辺美波が、役柄や池松との再共演、ドラマの魅力を語った。今後の展開について「寧々をとりまく周囲の変化も楽しみです。セットや衣装もだんだん豪華になっていくでしょうし、今後夫となる藤吉郎が天下統一への道を突き進む中で、彼にいろいろ振り回されることも多いと思います。その中で寧々がどんな感情になっていくのかはまだまだ未知なので、私自身とても楽しみです」と期待を寄せている。
大河ドラマ第65作となる本作は、豊臣秀吉の弟で「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と言わしめた天下一の補佐役・豊臣秀長(小一郎/仲野太賀)の目線で戦国時代を描くサクセスストーリー。脚本を担当するのはTBS日曜劇場「半沢直樹」「VIVANT」、連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸。語りを安藤サクラが務める。
浜辺にとって本作が大河ドラマ初出演。寧々役は、寧々を主人公にした「おんな太閤記」(1981)の佐久間良子をはじめ「秀吉」(1996)の沢口靖子、「江~姫たちの戦国~」(2011)の大竹しのぶ、「真田丸」(2016)の鈴木京香、「どうする家康」(2023)の和久井映見ら名だたる俳優が演じてきた。本作で浜辺が演じる寧々は、負けず嫌いの性格で、夫の秀吉とともに出世街道を駆け抜ける役どころ。侍女が次々と逃げ出してしまい「なぜかみんなやめちゃうのよね。怒ってけんかするか、泣いて逃げ出すか。私、そんなにキツイかしら」とこぼす一幕もあった。
浜辺はそんな寧々について「これまで多くの方が寧々を演じられてきましたが、「豊臣兄弟!」の寧々を自分なりに演じることを心がけています。今作の寧々はとても気が強い女性。負けん気からくる芯の強さは彼女の魅力なので、演じる上でも意識しているところです。ただ、その強さの中には幼さもあって。ふだんはつんつんとしていることが多い寧々が、たまにデレるところは、かわいげがあるなと思います(笑)」と語る。
藤吉郎を演じる池松壮亮とは、2022年公開の映画『シン・仮面ライダー』では主人公・本郷猛とヒロイン・緑川ルリ子のコンビとして共演。浜辺は、池松との再共演について「そばで演じていて、藤吉郎には無限の可能性を感じます。なんでも果敢に取り組む姿にワクワクしますし、何かを成し遂げるのではないかと人に期待を抱かせるパワーがあります。聡明で行動力もある寧々ですが、彼女より藤吉郎の方が何枚もうわてなんだなと感じます。また、演じる池松さんもとても明るくて。お芝居で少し失敗をしても、嫌な流れを引きずらずに断ち切ってくれるので、すごく助けられています」とコメント。
主演の仲野太賀については「太賀さんはいろんな方とコミュニケーションをとって、現場の士気を常に上げてくださいます。長丁場の撮影ですが、集中力を切らさず真摯に役と向き合っていらっしゃって。そんなすばらしい方が主演の作品に携わることができてうれしいです。策略家である小一郎は、頭も使うし、戦のシーンでは体力も使う大変な役どころですが、いつも笑顔で現場にいる姿を見ると、私もちゃきっとしないとなと思います」と笑顔を絶やさない座長ぶりを絶賛。
そしてドラマの魅力を「まず脚本がとても読みやすいんです。小一郎、藤吉郎の会話のテンポが楽しくて、読んでいる段階でワクワクしました。歴史が苦手な方にも「豊臣兄弟!」はハマる作品だと思います。あとはやっぱり「家族愛」です。寧々が寂しい思いを抱えているときにも、彼女のそばには家族がいて。現代よりも支え合って生きている感覚があります。「家族っていいな」と思える作品にもなっています」と話している。(石川友里恵)


