意外にポップな実話・難病フレンチムービー『わたしたちの宣戦布告』大ヒットの予感!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア
映画『わたしたちの宣戦布告』より

 今、実話を基にした難病ものフランス映画がひそかにブームを呼んでいる。体が麻痺(まひ)した富豪の男性と、スラム街出身の黒人介護人の交流を描き、日本でも大ヒット中のフランス映画『最強のふたり』。同様に、実話をベースに難病の子を持つ親たちの奮闘を描き、本国フランスで大ヒットしたポップでパワフルな映画『わたしたちの宣戦布告』がいよいよお披露目となる。

映画『わたしたちの宣戦布告』フォトギャラリー

 フランス映画で世界中の観客動員数が最多だった『アメリ』の記録を塗り替え、大ヒットとなった『最強のふたり』。そんな中、一歩間違えば暗くなりがちな難病をテーマにした『わたしたちの宣戦布告』は、監督と主演を務めたヴァレリー・ドンゼッリと、実生活でカップルだった共演のジェレミー・エルカイムが、自分たちの体験を基に、難病の息子を授かった若い夫婦の挑戦をスクリーンに刻み付けた。

[PR]

 ストーリーは、ごく平凡な男女ロメオとジュリエットが運命の恋に落ち、やがて息子が誕生。育児の大変さにぼうぜんとする新米ママとパパの姿を描くというありふれた展開を見せるが、幼い息子の病気が判明した瞬間に彼らの運命は暗転する。最初は途方に暮れるものの、意を決して運命を受け入れ、敢然と立ち向かっていく彼らの強さが疾走感あふれる映像と共に映し出され、観る者に勇気を与えてくれる。

 この作品には辛気くささというものがなく、若い二人の心の変化をロックやクラシックやエレクトロなど、さまざまなジャンルの音楽に乗せておくるポップな仕上がりとなっている。不運を前に常に前向きに生きようとするヒロインとパートナー、そして彼らを支える家族や友人たちの明るさに救われる感動作だ。

 2012年アカデミー賞外国語映画賞フランス代表にも選ばれるという快挙を成し遂げた『わたしたちの宣戦布告』。『最強のふたり』に続き、新記録を打ち立てる日も近いかもしれない。(文:平野敦子) 

映画『わたしたちの宣戦布告』は9月15日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア

楽天市場

[PR]