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グッバイ、エンデバー! スペースシャトル最後のフライトを3D映像で撮影・保管へ

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ボーイング747に載せられ、最後のフライトを行ったエンデバー
ボーイング747に載せられ、最後のフライトを行ったエンデバー - Kevork Djansezian / Getty Images

 2011年に退役したスペースシャトル・エンデバーの最後のフライトが3D撮影されていたことが明らかになった。

 The Hollywood Reporterによると、エンデバーは21日、ボーイング747に載せられる形で、サンフランシスコ・ロサンゼルス上空を飛行した後、ロサンゼルス国際空港に到着。同会場ではエンデバーのウェルカムセレモニーが行われ、その模様が3Dカメラで撮影された。

 撮影を担当したのは、『ウルトラマンサーガ』『プロメテウス』などの3D映像制作にも関わった3ality Technica社社員の有志。同社CEOスティーブ・シュクレイア氏によると、映像を今すぐ公開する予定はないものの、カリフォルニア科学センターから撮影依頼があり、その歴史的意義を慮って無償で協力したとのこと。シュクレイア氏は、「これは一生に一度のイベントであると同時に、一つの時代の終わりでもあります。アメリカ有人飛行の歴史の偉大な1ピースですからね」とコメントしている。

 スペースシャトル・エンデバーは1992年に初飛行して以来、2011年5月~6月の最終ミッションまで、計25回のミッションをこなした。日本人宇宙飛行士では、毛利衛、若田光一、土井隆雄の3人が搭乗している。同機は今後、カリフォルニア科学センターで展示される。(編集部・福田麗)

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