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『悪の教典』注目の若手浅香航大、伊藤英明のサイコ演技に驚がく!

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『悪の教典』『桐島、部活やめるってよ』に出演で話題の浅香航大
『悪の教典』『桐島、部活やめるってよ』に出演で話題の浅香航大 - (c)シネマトゥデイ/高野広美

 「黒い家」「青の炎」などで知られるミステリー作家・貴志祐介のベストセラー小説を映画化した『悪の教典』で、生徒の一人、夏越雄一郎を演じた浅香航大が、主演の伊藤英明や共演した染谷将太ら同世代の俳優たちから刺激を受けたことなど、撮影時のエピソードを語った。

伊藤英明の鬼気迫る演技が話題の映画『悪の教典』フォトギャラリー

 舞台を中心に役者としてキャリアを積んだ浅香。現在20歳の彼は、「花ざかりの君たちへ ~イケメン☆パラダイス~2011」でドラマに初出演し、今夏公開された映画『桐島、部活やめるってよ』に次いで、本作で再び高校生を演じることになった。「今回の役は、『桐島~』で演じた友弘と似ていますが、三池監督の下で、一体どんな映画ができるのか、すごく楽しみでしたし、そんな作品に関われることがうれしかった」と振り返る。現場は学校さながらの和気あいあいとした雰囲気の中で同世代の俳優、染谷将太と二階堂ふみの『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人俳優賞をダブル受賞したコンビや、林遣都らとの共演を楽しむ一方で、刺激を受け、学ぶことも多かったようだ。

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 また過激なバイオレンスシーンに挑んだ主演・伊藤英明の存在感には心底驚いたらしい。「映画を観ていると、伊藤さんではなくて、蓮実に見えて、そのカッコ良さにとりこになってしまいそうでした。そんなふうに思わせる英明さんがすごいなと、本当に尊敬しました」と絶賛する。

 10月からは、深田恭子主演のフジテレビ系ドラマ「TOKYOエアポート ~東京空港管制保安部~」に出演する浅香。憧れの俳優は山崎努とのこと。「異質な雰囲気を持つ役者さんを目指したいという思いはあります。でも自分らしく、自分の能力を伸ばして、いつか認められるようになりたい。そして枠にとらわれない役者になりたいですね」と今後の野望について目を輝かせて語る彼は、航大ならぬ、広大な夢を抱いて、俳優業を歩み始めたばかりだ。(取材・文:前田かおり)「崎」は正式には「大」が「立」になります。

映画『悪の教典』は11月10日より全国公開

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