たむけん、芸歴20周年イベントで2万人を動員！エンディングには"ノーギャラ"さんまも登場！

　ピン芸人のたむらけんじが、今月20、21日、淡路島にある国営明石海峡公園の特設ステージで芸歴20周年イベント「TKF大祭り」を開催し、2日間でのべ2万3,000人を動員した。本イベントには、ナインティナインをはじめ総勢437人の芸人が集結。エンディングには明石家さんまも駆けつけ、観客と共に「笑顔のまんま」を熱唱して感動的なフィナーレを飾った。

　エンディング直前、同期の陣内智則、ケンドーコバヤシと共に取材に応じたたむらは、「しんどいこともたくさんあった」と開催までの険しい道のりを振り返り、「2日間アッという間で、なんだかまだ終わりたくないような寂しい気持ちです」としんみり。「これだけたくさんの芸人が集まって、しかもお客さんもこんだけ来てくれて。ほんまに大したもんや」と話した陣内の言葉に、「普段褒めん人やから人やから、なんかうれしいな」と笑顔を見せた。　

　 終了間際には、明石家さんまが、間寛平、村上ショージと共に登場。「ノーギャラやのに、はるばる来たったで」と皮肉交じりのジョークを飛ばしながらも、この日は間らとともに淡路島でゴルフを楽しんだエピソードを披露。「実は何十年ぶりかで来たけれど、いいところやな！　また来たいわ！」と話す大先輩の言葉に、自分の大好きな淡路島を少しでも多くの人に知ってもらうためにと本イベントを企画したたむらはうれしそうにうなずいていた。

　 淡路島は、たむらが子どもたちと共に訪れ、海水浴や地元の料理を楽しんだ思い出の地。家族連れで楽しんでほしい、というたむらの願い通り、2日間で約2,000人の子どもたちが来場。亀田興毅らスポーツ選手たちが開催するスポーツ教室に参加したり、ピクニック気分でライブを楽しむ家族連れの姿が数多く見られた。

　満員の観客を前にしたたむらは、「はじめにチケットを売り出したときは、80枚しか売れなくて、どうしようって思っていました。でも、こんなにたくさんのお客さんに来ていただいて、ほんっまにうれしい」と感無量。20年の芸人生活を通し、老若男女に笑いを届けてきたたむららしい心温まるイベントは、大盛況のうちに幕を閉じた。（編集部：森田真帆）