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江口洋介、忙さに揺れる日々で人生を楽しく せわしい現場明かす

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「人生のスパイス」について語った江口洋介
「人生のスパイス」について語った江口洋介

 今月13日より放送されるフジテレビ系列の連続ドラマ「dinner」の完成披露試写会が11日、お台場メディアージュで行われ、俳優の江口洋介倉科カナ松重豊袴田吉彦関めぐみ志賀廣太郎柴本幸八嶋智人ユースケ・サンタマリアら主要キャストが劇中衣装で勢ぞろいした。

ドラマ「dinner」完成披露ギャラリー

 本作は有名イタリアンレストランを舞台に、「働くこと」「生きること」を問いかける、笑って泣ける群像劇。昨年12月に、出演予定だった女優の野波麻帆が、妊娠により降板したことでも話題を集めた。この日は野波の代役を務める関も舞台あいさつに登壇、「とても楽しい現場です」とすっかり現場になじんでいる様子だった。

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 壇上でキャスト陣は、本気で挑んでいるという料理シーンを振り返る。究極の合理主義者である天才シェフ・江崎を演じる江口が「料理自体は真面目に作っています。厨房も本格的で、狭いのでぶつかり合いながら頑張っています」とせわしい現場の様子を語り、それにうなずく八嶋も「実際に火も使うので手をやけどしたりしますね。でもそれが本物の料理人っぽくていいです」と明かす。

 一方、江口演じる江崎を料理長として招くレストランオーナーを演じる倉科は、撮影中においしい料理を前についおなかがすいてしまうのだとか。「帰り際にイタリアンを食べたてワインが飲みたくなります」と喉を鳴らすと、「時々撮影で使った料理をみんなでつまんだりして、『おいしいねー』って言いながら演じています」と笑顔。そこで司会の加藤綾子アナウンサーから、今までの人生で一番印象的だった食べ物を聞かれ、「母のだし巻き卵が一番好きです」と幸せそうに話していた。

 また料理にちなんで「人生を楽しくするスパイス」は何かと聞かれると、江口は「最近忙しくなればなるほど、余裕も大事かなと思いつつ、1日撮影か何かにがっと取り組むのものいいなとも思うんです。そうやって揺れる日々がスパイスかな」と話していた。(取材・文:中村好伸)

ドラマ「dinner」はフジテレビ系列で13日より放送開始(毎週日曜 21時~21時54分放送予定)

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