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樹木希林、最優秀主演女優賞を最年長受賞!日本アカデミー賞

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最優秀主演女優賞の最年長記録を樹立した樹木希林
最優秀主演女優賞の最年長記録を樹立した樹木希林

 8日、第36回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞に『わが母の記』で認知症の母親を演じた女優の樹木希林が輝いた。樹木が同賞を受賞するのは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』以来5年ぶり2度目。70歳で最年長最優秀主演女優賞受賞となった。過去には最優秀助演女優賞も一度受賞している。

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 檀上でトロフィーを受け取った樹木は「若い次の(世代の)役者たちがどんどん出てきているのを見て、日本映画っていいなというのが実感です」としみじみコメント。「(賞金の)振り込みだけはいただいて、栄誉は優秀賞を受賞された皆さま、エリカさまにもあげたいです」と優秀主演女優賞を受賞した沢尻エリカに呼び掛け、これには沢尻も笑顔を見せた。

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 また『わが母の記』の原田眞人監督の手腕も大絶賛。「映画っていうのは、本当に監督のものだなと、遅れてきた俳優として思いました。雪が降っていたらすっと台本を書き換えて雪のシーンにするし、震災の前の3月10日にクランクアップもさせて。(震災が起こるのを)知っていたかどうかわかりませんが、予知能力や腕やいろんなものを含めて監督のものだと思いました」と撮影を振り返っていた。

 その一方で、同賞を受賞すると来年の日本アカデミー賞授賞式の司会を務めることから、「冗談じゃなく全身がんなので、お約束はできません」と樹木らしい冗談も飛び出した。授賞式後の囲み取材では「別にうちはそういうことは気にしていないので」と賞にはこだわっていないことも明かした。優秀主演女優賞は樹木のほかに草刈民代、沢尻エリカ、松たか子吉永小百合が受賞していた。(取材・文:中村好伸)

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