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三浦貴大、舩橋監督から孤立感を感じさせるようにと演技指導

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三浦貴大
三浦貴大

 今年2月に第63回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品された映画『桜並木の満開の下に』公開記念トークショーが、27日、東京・テアトル新宿にて開催され、臼田あさ美演じるヒロインと惹かれあっていく青年・工(たくみ)役を好演した三浦貴大が登壇、撮影中のエピソードなどを語った。

映画『桜並木の満開の下に』フォトギャラリー

 本作は、震災後の茨城県を舞台に、舩橋淳監督がメガホンを取った感動作。最愛の夫を突然の事故で失ったヒロイン(臼田)が、悲しみを乗り越えようとする様を、桜並木を背景に抒情的に描いている。

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 三浦が普段、役作りをするにあたって意識しているのは、「役柄の感情に重点を置く」こと。だが今回は、自分で演じながら、「迷って、わからないまま演じてた部分がありました」と明かす。

 監督からは、「なるべく追い込まれてくれ。生でそういう状態に見えるようにして」と演技指導されたそうで、ほかのキャストとも距離を置いていたという。

 また、劇中、ヒロインに手紙を渡すシーンがあるが、「中身も自分でちゃんと書きました」と語る。手紙の中身が映るシーンはないものの、「(カメラに)映っていないところでも、ただ役の感情を理解するより、文字にしてみるのは、自分にとっては新しい試みなので新鮮でした」と振り返った。

 その結果、「画面の中では、(工の)感情が見えるかな、と思ってちょっと安心した」と胸をなでおろした様子。そして本作を観て、「ある状況においては、常識じゃ考えられない感情が湧くのが自然に表れているので、『人間てわからないな』というところを感じていただけたら」とアピールした。

映画『桜並木の満開の下に』はテアトル新宿ほかにて全国順次公開中

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