ディズニーの最新アニメ、飛行機が主人公の『プレーンズ』が公開決定！『カーズ』の世界が空に！

　ディズニー / ピクサーの人気アニメーション『カーズ』の世界観にインスピレーションを受けた最新作『プレーンズ』の日本公開日が、12月21日に決定した。今回は車ではなく、夢を追いかける飛行機の冒険が描かれる。

同作にインスピレーションを与えた映画『カーズ』フォトギャラリー

　本作の主人公は、高所恐怖症で低空飛行しかできない飛行機のダスティ。農場の農薬散布機でありながら、世界一速いレーサーになりたいという夢を捨てきれない彼が、世界最高峰のヒマラヤを越える世界一周レースに勇気を持って挑む姿が描かれる。

　『カーズ』では愛らしく個性的な車たちの活躍が描かれたが、同作ではそれに負けないさまざまな飛行機たちが登場。また車のキャラクターもしっかりダスティの仲間として登場するということで、ファンにとっては、より深く『カーズ』の世界観を堪能できる新作となりそう。

　ちなみに本作は、もともとDVD・ブルーレイのみのリリースが予定されていたが、その出来の良さから一転、劇場公開が決定。やはりその出来の良さから劇場用作品に変更された『トイ・ストーリー2』を思い起こさせるエピソードも、本作への期待を一層高める。

　そのため今回製作を手掛けたのはピクサーではなく、米ディズニートゥーン・スタジオズ。監督は、空飛ぶ妖精が主人公の映画『ティンカー・ベルと月の石』を手掛けたクレイ・ホールが務めており、リアルな迫力とスピード感で描かれる飛行シーンにも注目だ。ホール監督が「わたしたちはできる限りのハートとメッセージをこの作品に込めています」と語る通り、多くの観客に感動を呼び起こす、この冬の目玉作品となるに違いない。（編集部・入倉功一）

映画『プレーンズ』は12月21日より2D / 3D全国公開