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ボビー・オロゴン、初監督・初主演作の初日に感無量!日本人の素晴らしさを語る

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初監督・初主演作の初日を喜ぶボビー・オロゴン
初監督・初主演作の初日を喜ぶボビー・オロゴン

 29日、ボビー・オロゴンが初監督・初主演・企画・脚本を務めた映画『MOON DREAM』が初日を迎え、都内でボビーとヒロイン役の南沢奈央が舞台あいさつを行った。ボビーは「日本の優しさ、日本人の素晴らしさを改めて皆さんにお見せできたらいいなと思って形にした」と作品に込めた思いを語った。

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 本作はボビーが故郷ナイジェリアから日本へと渡った実体験を基にしたドラマ。異国の地にやって来た外国人青年・ボブがさまざまな人と出会い、人種を越えた友情や日本人女性との恋を育む姿を描く。南沢のほか、六平直政セイン・カミュダンテ・カーヴァー中尾彬など多彩なキャストが集結している。

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 この日、登場したボビーは「本当に恥ずかしい。緊張するよ~。この日が来るとは思わなかったので感動しています。日本が与えてくれた力なので、これからもそれを裏切らずに頑張っていきたい」と感無量の表情。実体験がベースとなっていることについて「僕が来日したときの、日本を見た視線で見せるべきだと思った。最初から日本にいたらなかなか見られない視点で。いろいろ大変なことがあったけど、やっぱり最後にたどりついたのは日本の優しさ、日本人の素晴らしさだった。それを改めて皆さんにお見せできたらいいなと思って形にした」と作品に込めた思いを熱く語った。

 一方、ヒロインの日本人OLサユリ役の南沢は「こうして映画になるくらい、(ボビーは)ドラマチックな人生なんだなと思いました。ボビーさんにしか作れない目線で作られた映画。観て、人の温かさを感じてもらえたらうれしい」と作品についてコメント。また、監督としてのボビーの演出について「現場では気配りが素晴らしかった」と絶賛していた。

 また、この日は、映画に出演しているマジシャンのTr1ckster LEO(トリックスターリオ)も登壇。リオは「ボビーは日本語がヘタなふりをしているのではないか、という疑惑があったけど、実際に監督をしている姿を見たら本当に日本語がヘタでした」とコメントして会場の笑いを誘ったほか、マジックを披露して会場を盛り上げていた。(古河優)

映画『MOON DREAM』はユナイテッドシネマ豊洲ほかにて全国順次公開中

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