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俳優・大地康雄、「あらしのよるに」作者に弟子入り!

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中井貴恵と大地康雄
中井貴恵と大地康雄

 13日、シネマート新宿で映画『じんじん』初日舞台あいさつが行われ、大地康雄小松美咲中井貴恵井上正大山田大樹監督らが登壇。本作の企画・主演を務めた大地が熱い思いをぶちまけた。

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 絵本の里として知られる北海道の小さな町、剣淵町を舞台に「絵本の力」「親子のきずな」を描き出した本作。剣淵町では、大人たちが仕事の合間を縫って子どもたちに絵本を読み聞かせ、豊かな心を育んでいた。ひょんなことから剣淵町に訪れることになった大地は、そこで絵本を聞きながら笑い転げたり、涙する子どもたちの姿を見てビックリ。「剣淵町は優しい街づくりに成功している街。子どもたちの顔を眺めました。そして子どもたちの輝く瞳に明るい未来を感じた」と本作の製作を決意したことを明かした。

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 ベストセラー「あらしのよるに」で知られる旭川在住の絵本作家、あべ弘士が本作の脚本にほれ込み、映画の題字、劇中の小道具など、全面協力を行っているのも話題だ。また劇中では実際に大地が絵本の絵を描くシーンも登場するため、あべから直々に絵本指導を受けたこともあったという。

 そのときのことを大地は「あべさんは変わった方で。『はじめまして、弟子入りさせてください』とあいさつしたら、『とりあえずキャッチボールをやろう。絵は後でいい。肩の力を抜かないと描けないよ』と言われた」と述懐。さらにあべがゴリラの絵を描いていたときは、「ゴホッと声が聞こえる。それであべさんを見たら、ゴリラになりきっていて。えらいところきたなと。なりきるという意味では俳優と同じだなと思った」としみじみ振り返った。

 一方、本作がおよそ28年ぶりの映画出演作となったのが中井だ。彼女は1998年より「大人と子供のための読みきかせの会」代表をつとめ、2006年からはさまざまなジャンルの音楽と朗読を合体させた朗読公演「音語り公演」に精力的に取り組んできた。「すごく久しぶりの女優業でしたが、熱い熱い思いが詰まっている映画になっていると思います」と切り出した中井は、「ずいぶん長い間(女優業を)やっていなかったので不安もありましたが、台本を読ませていただいて自然にやりたいと思いました」と晴れ晴れとした表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『じんじん』はシネマート新宿ほか全国順次公開中

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