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「ゴジュウジャー」追加戦士・木村魁希、特撮は“身近で遠い”存在 井上正大&村上幸平ら先輩から受けた助言

「ゴジュウジャー」追加戦士ゴジュウポーラー・木村魁希に単独インタビュー!熊手真白は"異質な存在”、スーツアクター中田裕士との秘話 » 動画の詳細

 スーパー戦隊50周年記念作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分~)に、追加戦士の熊手真白(くまで・ましろ)/ゴジュウポーラー役として出演する俳優の木村魁希(きむら・かいき)。初登場回となる第16話「真・救世主ナンバーワン!」(6月8日放送)を前に木村がインタビューに応じ、キャラクターとの向き合い方、東映特撮の先輩とのエピソードについて語った。

【動画】「ゴジュウジャー」追加戦士・ゴジュウポーラーを大解剖!

特撮ヒーロー経験者が身近にいた環境

特撮の先輩にも「ゴジュウジャー」出演報告済み

 ゴジュウポーラーにエンゲージ(変身)する熊手真白は、相棒ロボ「ベアックマ」と共に、さまざまな仕事を「世直し」と称して請け負う男。

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 2001年生まれ、4人兄弟の長男である木村は、幼少期からニチアサ(※毎週日曜の午前中に放送される特撮番組)を観て育ったという。「スーパー戦隊シリーズでは『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』を観ていた記憶があります。大きくなってからは仮面ライダーシリーズの印象が強く、『仮面ライダーディケイド』から『仮面ライダーフォーゼ』まで熱中して観ていました」

 木村といえば、テレビ神奈川の地域情報バラエティー番組「猫のひたいほどワイド」で、井上正大(仮面ライダーディケイド/門矢士役)、村上幸平(仮面ライダーカイザ/草加雅人役)、鈴木勝吾(シンケングリーン/谷千明役)ら特撮の先輩たちと共演していた。「特撮作品のオーディションは芸能活動を始めた段階から受け続けて、その都度、先輩方に相談をしていました。『ゴジュウジャー』の出演が決まったことは、井上さん、村上さん、鈴木さんにもご報告させていただきました」

 オーディション期間中は「動物戦隊ジュウオウジャー」主演の中尾暢樹とも舞台で共演するなど、木村の側には常に特撮ヒーロー経験者がいた。「僕にとって、東映特撮は『身近であり、かつ遠くもある』という作品だったので、今回(出演の切符を)掴めてすごく嬉しかったです」

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 「ゴジュウジャー」出演を知った先輩たちは「自分のことのように喜んでくださいました」と木村は嬉しそうに話す。「(オーディションを)ずっと受けていたことを知っている方たちなので、『やっとじゃん!』という反応だったり、『SNSを頑張った方がいい』『アクションの練習もしっかりしておいた方がいい』と的確なアドバイスをいただきました。先輩ならではの言葉の重みがあり、『頑張ろう!』という気持ちになれました」

セリフに重要なワードが?熊手真白のココに注目

熊手真白が変身するゴジュウポーラー

 そんな木村が演じる熊手真白は、「ゴジュウジャーとは変わった立ち位置で物事を見ていたり、指輪争奪戦への参加の理由も実は少し違って、すごく異質な存在」だという。熊手のセリフ一つ一つにも、重要なワードが散りばめられているそうで、「今後の展開を考察をしながら視聴する方は、どハマりするキャラクターだと思っています。熊手真白の登場で『ゴジュウジャー』という作品がどう変化するのか、どんな化学反応が起きるのか、楽しみにしていただきたいです」とアピールした。

 第16話を演出する田崎竜太監督(崎はたつさきが正式表記)とは、本読みの段階から役についてディスカッションを重ねた。「クランクイン前の読み合わせの時、僕が思っていた熊手真白と、田崎監督の頭の中にある熊手真白のイメージをすり合わせて、『威厳を大切にしたい』と役づくりしていきました。基本的にあまり笑わないことをベースに、熊手の魅力を少しずつ見せていこうという方向性になり、台本に書かれていないことも想像で膨らませて演じていかなきゃと思いました」

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 変身後のゴジュウポーラーは、スーツアクターの中田裕士が演じており、撮影現場では木村のアクションを常に見守ってくれているという。「アクションに関しては、カメラの脇で『こういう風にしてみたら?』とアドバイスをしてくださいます。アフレコ収録の時に見るゴジュウポーラーのアクションが、本当にかっこいいんです! 変身後のゴジュウポーラーに熊手が引っ張っていってもらう感覚があり、中田さんには本当に助けられています」

 木村は、熊手真白として表現の幅を広げつつ、スーパー戦隊シリーズでしかできない体験を一つずつ吸収しながら「みなさんに愛されるキャラクターにすることを目標に頑張っていきたい」と宣言。応援してくれる子供たちには、劇中で熊手が自称する「ゴッドネス熊手」と呼ばれたいと笑顔で話していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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