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オタクの祭典が閉幕!黄金期のテレビドラマがコミコンでも大人気!

コミコン2013

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日本でも人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のブース 黄金期ともいえるテレビドラマ人気は、コミコンにも影響を与えている
日本でも人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のブース 黄金期ともいえるテレビドラマ人気は、コミコンにも影響を与えている - 写真:細谷佳史

 21日に終了した、アメリカ最大級のオタクの祭典「コミコン・インターナショナル:サンディエゴ2013」では、映画とコミックだけでなく、テレビシリーズの人気ぶりが目立った。それはまさに今のアメリカのテレビ業界(特にケーブル)が黄金期を迎えていることを象徴するものだった。

 コミコンでは、会期中メイン会場となる巨大なコンベンションセンターだけでは全てのイベントをカバーできないため、周辺のホテルや店舗でも、さまざまなイベントが行われる。そしてその多くがテレビシリーズに絡んだものだ。

 会場を歩いていても、ファンのコスプレには、「ゲーム・オブ・スローンズ」「トゥルーブラッド」「ウォーキング・デッド」「ドクター・フー」「ザ・フォロイング」などテレビシリーズのものが目に付く。さらに今年はJ・J・エイブラムス製作の新シリーズ「オールモスト・ヒューマン(原題) / Almost Human」や、映画『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が手掛けるスピンオフシリーズ「エージェンツ・オブ・シールド(原題) / Agents of S.H.I.E.L.D.」のパネルディスカッションも大きな話題となった。

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 テレビシリーズ人気の背景には、コミコンファンが好きなジャンルが多いこと。また視聴者は長年番組を見ていることから、作品やキャラクターへの思い入れが非常に強いという理由があるようだ。

 そのほか興味深かったのは、コミコンがさらに幅広いポップカルチャーを受け入れるようになってきたことだ。以前はSFやファンタジー系の作品を中心にパネルが開催されていたが、今年はヘビメタの大御所メタリカが、自分のドキュメンタリー映画のパネルを開催。またこれまでアート系作品の監督として知られていたウォン・カーウァイ監督が新作『グランド・マスター』を引っ提げて参加、さらにハローキティを扱うブースまで登場するなど、何でもありといった状況になっている。来年は、オタクのバイブルともいえるSF映画『スター・ウォーズ』最新作の登場が予想されているコミコン。この熱狂はさらに激しいものになりそうだ。(取材・文:細谷佳史 / Yoshifumi Hosoya)

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