三浦春馬、憧れ小栗旬に熱視線！『キャプテンハーロック』声優挑戦に感激
俳優の小栗旬と三浦春馬が20日、東京・お台場で行われた映画『キャプテンハーロック』のレッドカーペットイベントに、宇宙船をイメージした船に乗って登場した。イベントにはそのほか、古田新太、福田彩乃、荒牧伸志監督も出席した。
この日のイベントで登壇者たちは、松本零士デザインによる、宇宙船をイメージした流線形ボディーが特徴の水上バス「ホタルナ」に乗って登場。船上にはハーロックのトレードマークであるドクロの旗がなびき、会場は盛り上がりを見せた。
主人公・キャプテンハーロックの声を演じた小栗は、海風を一身に浴びて「気持ち良かったです」とご機嫌。本作について「壮大なスケールで、見たこともない世界が広がっている。楽しんでいただける映画になっていると思います」と自信をのぞかせた。一方、アルカディア号に乗り込むオリジナルキャラクター、ヤマの声を担当した三浦は今回が声優初挑戦。「3年前から声優に挑戦したいと強く思っていて。素晴らしい作品に参加できた」と語ると、「憧れの小栗さんと一緒に声の収録をさせていただいて、日ごろから小栗さんを頼りにしているので、横にいるだけで心強かったです」と笑顔を見せた。
そして今回、ものまね芸人の福田が演じたのはなんと「トリさん」。小さな目と長いくちばしが特徴のトリさんは、ハーロックの窮地になるとどこからともなく飛来するという心優しき相棒だ。「初めて鳥の声をさせていただきました」という福田は、「収録前日は、キジやペリカンの音を何度も聞いておさらいしました。もともとニワトリの声はレパートリーにあったので、ハーロック風にアレンジして挑みました」と切り出すと、「クワアアア！」とその声を実演。迫真の演技で集まった観客を驚かせていた。
本作は、松本零士の人気コミック「宇宙海賊キャプテンハーロック」を約30年ぶりにアニメ化したSF大作。巨大なドクロを艦首に刻んだ宇宙海賊船アルカディア号に乗り込み、自由を求めて航海を続ける主人公ハーロックの活躍を描く。（取材・文：壬生智裕）
映画『キャプテンハーロック』は9月7日より全国公開
