ゴールデンボンバー、パクリ騒動でカプコンに土下座！
人気エアーバンド・ゴールデンボンバー（以下、金爆）が8日、国立代々木競技場 第一体育館で行われた全国ツアー公演最終日の開演直前に、土下座をさせられてしまうという珍事に見舞われた。
ゲームメーカーのカプコンが9月4日に発表した新作ゲームアプリ「リズムヒーローRPG『オトレンジャー』」の楽曲が、金爆の「こんにちは孤独（精力戦隊オサセンジャーVer）」のパクリであると同社に対してメンバーが抗議したことに端を発する両者の確執。その報復措置として、「カプコンの社長にしろ」（喜矢武豊）、「（テレビ番組の企画で買わされた）ベンツ代850万円を払ってほしい」（樽美酒研二）、「税金を払ってほしい」（鬼龍院翔）、「ストリートファイターに、歌広場というキャラを出してほしい」（歌広場淳）と無理難題をふっかけたことも話題となった。
この日はカプコンの関係者がライブ会場に来場し、金爆側の要求に改めて「ノー」を突き付けた。さらに金爆が2011年にリリースした曲「僕クエスト」のPVで、鬼龍院がストリートファイターの人気キャラクター・リュウのコスプレ姿を披露している映像をモニターに映し出すと、「これ、パクってますよね。どういうことでしょう？」とつるし上げた。
先にパクっていたのは金爆だったことが発覚し、「あれは『柔道一直線』でして」「売れてない頃だったから許可が出ないと思って」「社長がやれと言ったんです」とタジタジになった彼らは、土下座で許しを請うという手段に打って出た。そんな彼らに対してカプコン側は「水に流しましょう。『オトレンジャー』のPR大使に任命します」と宣言し、両者の和解が成立した。
そんな茶番劇（!?）の立ち会い人となった報道陣の顔を見た鬼龍院は、「記者の皆さんはドッと疲れたような顔をしておりますが、これからどんどんPRしますよ！」と意欲満々。一方、「PR大使ということで、ポルシェ代くらいはもらえるかもしれませんね」と報道陣にそそのかされた樽美酒は、「そんなにもらえるんですか!? もしギャラが入るなら、どれくらいかお伝えしますね」と軽口をたたく始末で、歌広場からも「ダメだろ、それは！」とツッコまれてしまっていた。（取材・文：壬生智裕）
iOSアプリ「オトレンジャー」（Appストアで配信中）でゴールデンボンバーのキャラや楽曲が楽しめるコラボ企画は10月9日～22日に期間限定で実施
