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マイケル・J・フォックス、マシュー・ブロデリックに役を持っていかれてばかりで引退も考えた

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昔はあいつに役を取られてばっかりだったんだ - マイケル・J・フォックス(左)マシュー・ブロデリック(右)
昔はあいつに役を取られてばっかりだったんだ - マイケル・J・フォックス(左)マシュー・ブロデリック(右) - Robin Marchant / FilmMagic / Getty Images , Eugene Gologursky / WireImage / Getty Images

 若いころ、マシュー・ブロデリックにあらゆる役を持っていかれたため、俳優をあきらめて兄の建設業を手伝うことも考えたとマイケル・J・フォックスが語った。

マイケル・J・フォックス主演!映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』写真ギャラリー

 「1982年ごろ、僕はロサンゼルスで仕事を探すのに必死だった。借金もあったし、電話も切られてしまった。ソファの一部を売ったりしてしのいでいたよ。カナダに戻って兄の建設工事現場で働こうかと思っていた」とNew York Post紙に語っている。

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 転機は、マシュー・ブロデリックがテレビドラマ「ファミリー・タイズ」のアレックス役を断ったことで訪れたという。「番組側は最初マシューが欲しかったんだ。彼はいつも僕よりも先にオーディションを受け、仕事を持っていっていた」とマイケルはコメント。

 しかし、マシューが断ったおかげで自分が大ブレイクする役を手にし、その後、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などに主演。今や世界的なスターの座を手に入れている。

 90年代にはテレビドラマ「スピン・シティ」で再びコメディーシリーズに出演したが、パーキンソン病を理由に2000年に半引退状態となっていた。現在は再びテレビ界に復帰し、自伝的テレビドラマ「ザ・マイケル・J・フォックス・ショー(原題) / The Michael J. Fox Show」に出演中。先月は全米キャスティング協会が毎年開催しているアートィオス・アワーズでニューヨークのエンターテインメント界に貢献をした個人に贈られるニューヨーク・アップル・アワードを受賞している。(BANG Media International)

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