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水嶋ヒロ&剛力彩芽、『黒執事』出演の手応え!共演を振り返る

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共演を振り返った水嶋ヒロと剛力彩芽
共演を振り返った水嶋ヒロと剛力彩芽 - 撮影:吉岡希鼓斗

 国内外で人気の高い大ヒットコミック「黒執事」が実写映画化された。悪魔でありながら完璧な執事として主人に仕えるセバスチャンを水嶋ヒロ、落命時に“魂を食われる”という条件で彼と契約を結んだ主人・幻蜂清玄(=汐璃)を剛力彩芽が演じる。撮影&役づくりを通してハイクオリティーな世界観を作り上げた二人が、作品に対する思いを語った。

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 世界の半分を統治する女王からの密命を遂行し、殺害された両親の敵を追う汐璃。そんな彼女と契約を結んだセバスチャンは、執事としての立ち居振る舞いはもちろん、抜群の身体能力や洞察力まで兼ね備えた完璧な存在だ。あまりにも完成されたキャラクター故に、水嶋は「出演のオファーは何度もお断りをして、思いがけないことから製作スタッフとして作品に参加することになりました」と企画発足当初を振り返る。

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 脚本をはじめ、美術や衣装、髪型やメイクに至るまで徹底した話し合いを重ね、納得のいく世界観を作り上げた水嶋は、「松橋(真三)プロデューサーからは、当初から僕が出なければ映像化しないと聞いていました。スタッフとして作品を練り上げた結果、映像化しなければもったいないという思いに至ったんです」と出演を決意した経緯を説明。クランクイン前にはアクションの訓練だけで4か月を費やし、万全の態勢で撮影に臨んだ。「役づくりにはかなり労力を必要としましたが、性別を偽り、心に深い傷を負った清玄を演じた剛力さんも、かなりハードルの高い表現力を必要とされたはずです。見事に演じ切っていました」と共演者をいたわることも忘れていない。

 一方の剛力も、感情を表には出さず、強い思いを秘めた男装の令嬢を好演している。「今回の役は目で気持ちを伝える必要がありました。難しいお芝居でしたが、大きな経験を積めたと思っています」と話す。

 水嶋のストイックな姿勢から学んだことも多いようで、「ひょっとしたらお客様が気付かないような、ディテールにまでこだわることの大切さを教わりました。そのこだわりが積み重なり、一つの役が単なる役ではなく、存在として成立するんだということ。『黒執事』の現場で学んだことは、今後の仕事でも生きるでしょうね」とコメントした。「手応えを感じる」と口をそろえる二人の言葉は、本作の完成度の高さが証明してくれている。(取材・文:大小田真)

映画『黒執事』は2014年1月18日より全国公開

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