山田洋次監督、ベルリン出品は「気が重い」

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山田洋次監督

 25日、第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門への出品が決定した映画『小さいおうち』の初日舞台あいさつが丸の内ピカデリーにて行われ、山田洋次監督と黒木華が現地レッドカーペットを歩くことが発表された。映画『たそがれ清兵衛』以来、8作連続でベルリン国際映画祭出品となった山田監督は「(ベルリンに)ノミネートされて光栄ですが、これでまた賞をとるかどうかドキドキする日々になるので気が重いです」と発言し、場内を笑わせた。

松たか子がエール!フォトギャラリー

 この日は、山田監督のほか、松たか子、黒木華、片岡孝太郎吉岡秀隆妻夫木聡倍賞千恵子が登壇。「外国の人に観ていただき、映画に込めた思いを感じていただければ」と意欲を見せた山田監督の一方で、初の海外映画祭への参加となる黒木は「(現地で)どのようにしたらいいのかわからないので不安ですが、(黒木が演じた女中の)タキちゃんのように、そばで山田監督を見守っていきたいです」とはにかんだ笑顔を見せた。

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 主演の松は、不安そうな黒木に対して「楽しんできてください。お土産話を待っています」とエールを送ると「平等じゃないことが時代を作ったり、友情を育んだりいろいろなものを生み出すことがあるんだなっていうことを、想像力を働かせて作っていきました」と作品をアピールした。

 また、現代パートで共演した妻夫木と倍賞は相思相愛。妻夫木が「倍賞さんが実際のおばあちゃんだったら良かったのにって思っていました」と思いを告げると、倍賞も「(おばあちゃんになっても)いいわよ。彼が恋人を連れてくるシーンは嫉妬したぐらい」と即答。さらに自らが演じたタキという役について「こんなに人のために自分をささげられる人物を演じられるのがうれしかった。特に妻夫木くんと一緒だったから楽しかったわ」と倍賞は妻夫木と見詰め合い、そんなほのぼのとしたシーンに会場からは拍手が起こった。

 本作は、第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説を山田洋次監督が映画化。昭和初期、モダンな赤い三角屋根に住む優しい奥様の時子(松たか子)と、女中のタキ(黒木華)、そして夫とその部下の板倉らの間で起こる「家族の秘密」を描いた人間物語。(磯部正和)

映画『小さいおうち』は全国公開中

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