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『アベンジャーズ』ロキ役で大ブレイク!トム・ヒドルストン、最初はソーになりたかった…製作の裏側

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本当はソー役のオーディションを受けていた! - トム・ヒドルストン
本当はソー役のオーディションを受けていた! - トム・ヒドルストン - (C) 2013 MVLFFLLC. TM & (C) 2013 Marvel. All Rights Reserved.

 映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のトム・ヒドルストンが、今だから言える製作の舞台裏を明かした。映画『アベンジャーズ』のロキ役でブレイクを果たしたトムだが、当初はロキではなく、ソー役を希望しており、クリス・ヘムズワースと役を争っていたのだという。

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』フォトギャラリー

 ソー、そしてロキという『アベンジャーズ』の二大人気キャラクターが初めて登場したのは、2011年の映画『マイティ・ソー』。同作のキャスティングにあたって、マーベルスタジオが掲げた条件は、すでに何らかのイメージが定着している有名俳優を避け、無名俳優を優先するということ。それまで故郷イギリスで活動していたトムはそれを耳にして「自分にもチャンスはあると感じた」とハリウッドに渡り、ソー役のオーディションに臨んだ。

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 結果は落選に終わってしまったものの、プロデューサーのケヴィン・ファイギケネス・ブラナー監督は「ぜひロキを演じてほしいと思っている」とトムにオファー。とりわけ舞台で共演経験のあるケネスは「ロキは、僕自身が演じたいと思うような役だから」とラブコールを送ってきたと明かしたトムは「素晴らしいギフトだったね。後悔は全くない。『ああ、ソーを演じたかったな』なんて思ったことは、それ以来一度もないよ。ソーに選ばれたクリスは、今じゃ僕の親友の一人だしね」と当時を振り返った。

 そして『アベンジャーズ』を経た最新作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では、ついにソーとロキが共闘関係を結ぶことが示唆されている。トムは「ロキというキャラクターは、もろい心を守るための鉄のよろいを、ますます頑丈にしていった。今作では、さらに頑なになっている。彼が本当のことを言っているのか、他の人には決してわからない。彼はこれまで以上にポーカーフェイスを保っていて、もっと予測がつかない人になったんだよ」と見どころを語る。

 だがファンにとって何より気になるのは、ロキの今後だろう。2015年に公開される映画『アベンジャーズ』の続編にはロキが出演しないと同作のジョス・ウェドン監督が発言し、大きな話題になった。そのことを尋ねられたトムは「僕はマーベルと6本の映画の契約を結んでいる。すでに3本作った」と明かしたものの、「だけど、この後、本当にまだあるかどうかはわからない。全てはケヴィン・ファイギが決めることだ」とロキ顔負けのポーカーフェイスでけむに巻いていた。(編集部・福田麗)

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は2月1日より全国公開

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