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『舟を編む』が最優秀作品賞含む最多6冠!【第37回日本アカデミー賞】

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『舟を編む』の黒木華、オダギリジョー、宮崎あおい、松田龍平、石井裕也監督(左から)
『舟を編む』の黒木華、オダギリジョー、宮崎あおい、松田龍平、石井裕也監督(左から)

 7日、第37回日本アカデミー賞授賞式がグランドプリンスホテル新高輪で行われ、映画『舟を編む』が作品賞を含む最多6部門で最優秀賞を受賞した。今年は同作に加え、『そして父になる』と『東京家族』の3作品が最多12部門で優秀賞を受賞する混戦を見せていたが、『そして父になる』は2部門の最優秀賞にとどまり、『東京家族』は受賞ならなかった。

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 通常5作品のところ、今年は投票数5位の作品が2作品あったため異例の6作品が優秀賞に選出されていた作品賞。この日、最優秀主演男優賞にも輝いた松田龍平は、最優秀賞として『舟を編む』の名前が呼ばれ壇上に上がると、「個人賞を頂いてうれしかったですが、作品賞が一番うれしいです」と笑顔を見せ、共演の宮崎あおいも「想像以上にうれしいものなんだと思いました。ドキドキしています」と喜びを表現した。

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 そのほかの注目としては、『さよなら渓谷』で優秀主演女優賞、『そして父になる』で優秀助演女優賞に選出されていた真木よう子が両部門で最優秀賞を受賞。女優賞としては1979年の第2回でW受賞を果たした大竹しのぶ以来、35年ぶり2人目の快挙となった。

 『舟を編む』は、2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの小説を、『川の底からこんにちは』などの石井裕也監督が実写化したドラマ。ある出版社の寄せ集め編集部が気の遠くなるような歳月をかけて新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描く。(編集部・中山雄一朗)

受賞結果は以下の通り。

■最優秀作品賞
『舟を編む』

■最優秀監督賞
石井裕也 『舟を編む』

■最優秀主演男優賞
松田龍平 『舟を編む』

■最優秀主演女優賞
真木よう子 『さよなら渓谷』

■最優秀助演男優賞
リリー・フランキー 『そして父になる』

■最優秀助演女優賞
真木よう子 『そして父になる』

■最優秀脚本賞
渡辺謙作 『舟を編む』

■最優秀アニメーション作品賞
風立ちぬ

■最優秀撮影賞
笠松則通 『許されざる者

■最優秀照明賞
渡邊孝一 『許されざる者』

■最優秀音楽賞
久石譲 『風立ちぬ』

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■最優秀美術賞
吉田孝 『利休にたずねよ

■最優秀録音賞
加藤大和 『舟を編む』

■最優秀編集賞
普嶋信一 『舟を編む』

■最優秀外国映画作品賞
レ・ミゼラブル

■優秀新人俳優賞
忽那汐里 『許されざる者』『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語
黒木華 『舟を編む』『草原の椅子
壇蜜 『甘い鞭
濱田ここね 『おしん
綾野剛 『横道世之介』『夏の終り
菅田将暉 『共喰い
星野源 『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い
吉岡竜輝 『少年H

■話題賞
作品部門:『真夏の方程式
俳優部門:若林正恭オードリー) 『ひまわりと子犬の7日間

■会長特別賞
故・大島渚さん
故・高野悦子さん
故・熊谷秀夫さん
故・三國連太郎さん
故・夏八木勲さん

■協会特別賞
白鳥あかね
福田明
吉田晴美

■協会栄誉賞
高倉健

(※優秀新人俳優賞、話題賞は最多部門数に含まず)

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