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「宇宙兄弟」小山宙哉とユニコーンが対談!主題歌タイトルが本編とリンクしていた!

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小山宙哉とユニコーン
小山宙哉とユニコーン - 左から、ABEDON、奥田民生、小山宙哉、川西幸一、手島いさむ

 人気コミック「宇宙兄弟」の「エピソード0」を描いたアニメーション映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』の主題歌がロックバンド・ユニコーンの新曲「早口カレー」に決定したことを記念して、映画の脚本も手掛けた原作者・小山宙哉とユニコーンの対談が行われた。テレビアニメに続いて、映画の主題歌でも再びタッグを組むことになったが、実はこれは小山たっての希望で実現したのだという。

小山宙哉×ユニコーン対談全文&フォトギャラリー

 この日、ユニコーンのEBIは体調不良のため欠席。そのため、急きょ「一日ユニコーン」としてメンバーと同じツナギに身を包んだ小山は「テレビアニメの時に一緒にやらせてもらって(ユニコーンはテレビアニメ版の最初のオープニングテーマ「Feel So Moon」を担当)、その時にすごくお世話になったんです。それで、アニメのテーマソングには他にもいい曲があるんですけど、ユニコーンさんとは最初にやった思い入れもあるので、映画のメインテーマはユニコーンさんがいいなと思ったんです」とオファーに至った経緯を説明した。

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 それに対して、ユニコーンはデモ段階の曲をいくつか用意。それらを実際に聴いた小山が選んだのが「早口カレー」だった。「歌詞のない曲を聴いて、イントロのギターリフが、エンディングの雰囲気に合っているなと思ったんですね。のんびりしていて、すごく平和な感じで……それが最後にぴったりくるんじゃないかと」と決め手を明かした小山。

 小山からのリクエストは「兄弟関係とか男友達関係のようなイメージ」ということのみ。そして作り上げられた楽曲には、小山も「すごくいい歌詞になりました」と太鼓判を押す。「サビの歌詞が少ないセリフなんですけど『宇宙兄弟』の裏テーマみたいなところを見抜いていると思いました。これ以上ない歌詞だと思っています」と絶賛した。

 映画版の脚本も手掛けている小山は主題歌「早口カレー」にインスピレーションを得て、脚本にカレーが出てくるシーンを追加したとのこと。「実は原作でも第1話でムッタが家に帰ったら、お母さんがカレーを作ったりしているんですよ。だから、ちょうど良かったなと思ったんです」と言った小山。対談中にはユニコーンとおそろいのツナギを指して「今日着たツナギも映画に出そうと思っています」と笑いながら明かしていた。(編集部・福田麗)

映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』は8月9日より全国公開
「早口カレー」「Feel So Moon」が収録されるユニコーンのニューアルバム「イーガジャケジョロ」は3月26日に発売 税抜き価格:3,000円(通常盤)、3,600円(初回生産限定版)

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