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リヴァー×キアヌ『マイ・プライベート・アイダホ』リバイバル上映決定!

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映画『マイ・プライベート・アイダホ』がリバイバル上映!
映画『マイ・プライベート・アイダホ』がリバイバル上映! - (c)New Line Cinema 1991. All rights reserved

 1993年の映画撮影中に主演のリヴァー・フェニックスさんが急逝したことで長らくお蔵入りとなっていた作品をジョルジュ・シュルイツァー監督が2012年に完成させた映画『ダーク・ブラッド』の公開を記念して、リヴァーさん出演映画の中でも人気の高い『マイ・プライベート・アイダホ』(1991)が5月17日より渋谷・ユーロスペースほかにてリバイバル上映されることが決まった。日本では同作初のデジタルデータでの上映となる。

映画『マイ・プライベート・アイダホ』フォトギャラリー

 『マイ・プライベート・アイダホ』は、リヴァーさんと若き日のキアヌ・リーヴス共演のロードムービー。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のガス・ヴァン・サント監督がメガホンを取り、ナルコレプシーという発作的に深い眠りに落ちる持病を抱えながらストリートで体を売るマイク(リヴァーさん)と権力者の親への反発から同じく男娼(だんしょう)として生きるスコット(キアヌ)が、マイクの母親を捜すためにアイダホに向かう姿を描いた作品だ。

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 役づくりのためキアヌと共に男娼(だんしょう)について徹底したリサーチを行ったリヴァーさんは本作で第48回ベネチア国際映画祭男優賞を受賞し、ルックスと演技力を兼ね備えた俳優としての地位を確立。また、本作の印象的なたき火のシーンのセリフは自ら執筆したり、エンドロールに自身のバンド「アレカズ・アティック」の曲を提供したりと制作にも深く関わり、本作のキャンペーンのため1991年に2度目の来日を果たしていた。

 このほか、リヴァーさんが撮影中にこの世を去った『ダーク・ブラッド』を“未完の遺作”だとすると“完結した遺作”といえる『アメリカンレガシー』が、5月3日よりユーロスペースにて貴重な35ミリフィルムで上映されることも決定している。ほか地方の劇場でも『ダーク・ブラッド』公開に合わせて『マイ・プライベート・アイダホ』『アメリカンレガシー』を上映予定で、詳細は公式サイトで発表される。(編集部・市川遥)

映画『ダーク・ブラッド』は4月26日よりユーロスペースほか全国順次公開
映画『アメリカンレガシー』は5月3日~5月16日、映画『マイ・プライベート・アイダホ』は5月17日~5月30日までユーロスペースで上映

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