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台風被害に遭ったフィリピンの子供たちのためにチャリティーバッグを販売! - ウディネ・ファーイースト映画祭

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チャリティーバッグを手にする、映画『恋の渦』の上映で現地入りしている女優後藤ユウミ(写真左)と柴田千紘
チャリティーバッグを手にする、映画『恋の渦』の上映で現地入りしている女優後藤ユウミ(写真左)と柴田千紘

 現在イタリアで開催中の第16回ウディネ・ファーイースト映画祭では、昨年11月のハイエン台風(フィリピン名:ヨランダ)で多大な被害を受けたフィリピンの子供たちを援助すべく、映画祭オフィシャルバッグ10ユーロ(約1,400円・1ユーロ140円計算)の売り上げが義援金として送られる。この活動に対して映画祭参加者からは「素晴らしい試み」と称賛の声が上がっている。

 同バッグの販売は、フィリピンの映画プロデューサー、ヨアンナ・ヴァスケス・アロングが立ち上げたプロジェクト「ESKWELA HAIYAN」(ESKWELAはタガログ語で「学校」の意味)に賛同して行うもので、台風被害を受けた子供たちの教育と進学の援助を目的としている。バッグのイラストを手掛けたのは、シンプルだが愛らしいイラスト「カワイイ」も好評のロンドンで活躍するイラストレーター、エマ・ファラロン。

 同様の試みをするのは、日本が東日本大震災に見舞われた2011年に続いて2度目。その際は3,500ユーロ(約49万円)の義援金を寄付した。映画祭プレジデントのサブリナ・バラチェッティは「日本もフィリピンも、わたしたちにとっては大切な国ですから」と語っている。

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 映画祭のプログラムでも、6本のフィリピン映画を上映。その中には、大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞した映画『シフト(原題) / Shift』や、フィリピンの国民的女優ユージン・ドミンゴが、第26回東京国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した『ある理髪師の物語』も含まれており、昨今の勢いを増すフィリピン映画界を後方支援している。(取材・文:中山治美)

第16回ウディネ・ファーイースト映画祭はイタリア・ウディネ市内で5月3日まで開催

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