パトリック・スチュワート、『X-MEN』シリーズを断っていた!

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意外な過去を明かしたパトリック・スチュワート

 映画『X-MEN』シリーズのパトリック・スチュワートが、第13回トライベッカ映画祭で新作『マッチ(原題) / Match』について語った。

パトリック・スチュワート出演のシリーズ最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』場面写真

 『マッチ(原題)』でパトリックが演じるのは、ニューヨークのジュリアードでダンスを教えるトビー・パウエル。生徒から愛される指導者だったトビーが、シアトルの大学院生リサ(カーラ・グギーノ)からモダンダンスの取材を受けた際、彼女に同行した夫マイク(マシュー・リラード)によってトビーが1960年代にマイクの母親と関係を持っていた事実を知らされるさまを描く。

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 パトリックはジュリアードでリサーチを行った。「僕の役はジュリアードに実在する教師の人生の一部を基に描いていて、彼が教えるクラスに3、4度入った。彼が教えている姿を見られたのは特別な体験だった。その時、ダンスの世界を選び学ぶ生徒の姿を見るほど素晴らしいものはないと思った」と感銘したようだ。

 今作でトビーは過去に後悔を抱くが、パトリック自身が過去を取り戻したいと考えたことは「ここ1、2年、俳優を始めた頃の仲間と頻繁に連絡を取り、来週も僕が30代の頃タッグを組んだマイケル・ペニントンの『リア王』を観劇する。現在、僕の周りにはすでに俳優を辞めた人も多い。僕自身も俳優として世間に認知されたが、当時の真の僕を知る人たちに、当時の自分はどうだったかを聞いている。それは今と違って、自分以外のさまざまなことも考え、迷っていたからで、あの時の俳優への思いを取り戻したい」と答えた。

 過去に悩む役を演じたパトリックだが、『X-MEN』シリーズのオファーを当初断っていたそうだ。「テレビ版『新スター・トレック』終了後に出演した作品で、長年同じ役を演じてきた自分には、まるでハンディキャップがあるように思えた。そのため、当時は主に助演役を追求していた。そんな時期に、ある有名な監督作品の会合で、監督から『君ならこの役に完璧だが、なぜ僕はピカード艦長(スター・トレックの役名)を今作に出演させるのか自問しなければいけない』と言われ、断られたことがあった。だから映画『X-メン』をオファーされた時も、また『新スター・トレック』と同様な解釈をされると感じて断った。最終的にはブライアン・シンガーに説得され、出演したけどね」と笑顔で語った。

 尊敬を抱かれる指導者が過去の出来事で人生を見つめ直すという難しい役柄を、パトリックは見事に演じている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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