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1食100円!低予算映画における「メシ」の重要さを女優・中原翔子らが力説!

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映画初プロデュースに挑んでいる中原翔子
映画初プロデュースに挑んでいる中原翔子

 26日、渋谷のユーロスペースで行われたゾンビ映画『メタルカ-METALCA-』の公開記念トークショーに出席した、「地獄のしょこたん」のニックネームを持つ女優の中原翔子内田英治監督が、撮影現場における食事の大切さを語り合った。

映画『メタルカ -METALCA-』フォトギャラリー

 うだつの上がらないバンドのヴォーカリスト・カンナ(渡辺奈緒子)が、ゾンビと一緒にメタルバンドを結成したことから起こる騒動を描く本作。中原はゾンビが増殖した世界でゾンビ狩りを行う「自衛隊の極悪大佐」を怪演している。

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 しかしこの日のトークは、撮影現場における「食事」がテーマ。もともと雑誌「週刊プレイボーイ」(集英社)でライターをしていたという内田監督は、『Love Letter』を発表したばかりの岩井俊二監督にインタビューをした際、1時間ほど弁当の話だけで盛り上がったと振り返る。

 そして「弁当代を500円にするべきか、550円にするべきか悩んだ」という岩井監督の言葉を引用しながら、「特に低予算の撮影現場では、お弁当が重要なポイントを占める」と解説する内田監督。その言葉に中原は「やはり照明部とか撮影部といったスタッフは重い荷物を持つので、おなかがすく。だから食事はきちんと用意しないと暴動が起きる」と笑いながら付け加えた。

 現在プロデューサーとして、AV界の鬼才・代々木忠原作の映画『つながる』(仮)を制作中の中原は、「画面に映るものにお金をかけたい」という思いから、現場の食事代を「1人1食100円」に設定した。「値段だけ聞くと、(自身が演じる)大佐より極悪に聞こえるかも」と笑う中原だったが、そこには「かつてわたし自身が1食100円くらいでやりくりをしていたので、決してやれないはずはない」との確信があったという。

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 さらに「温かい食事をみんなで一緒に食べてもらいたい」という思いから、ケータリングのスタッフに撮影に参加してもらい、カレーや豚汁などを提供したという中原。「お米は提供してもらったので、スタッフ・キャストが20人くらいとして、計2,000円のおかず。これなら工夫次第で何とかなる。100円と言っても、そんなひどいものは出していないんですよ」と笑顔で強調していた。(取材・文:壬生智裕)

映画『メタルカ-METALCA-』は渋谷のユーロスペースにて上映中

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