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『アナ雪』勢い衰えず11回目の1位!『タイタニック』にどこまで迫る?

映画週末興行成績

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12週にわたり興収トップを守ってきた『アナと雪の女王』 今後は『タイタニック』にどれだけ近づくかに注目
12週にわたり興収トップを守ってきた『アナと雪の女王』 今後は『タイタニック』にどれだけ近づくかに注目 - (C) 2014 Disney. All Rights Reserved.

 興行通信社が2日に発表した週末2日間(5月31日~6月1日)の全国映画動員ランキングでは、公開12週目を迎えた映画『アナと雪の女王』の勢いが衰えず、11度目の1位を獲得した。各地で真夏日となり、映画館に涼みにやって来た観客が多かったこと、また日曜日が映画サービスデーだったことも影響し、64万8,239人を動員。興行収入は前週比で約108%の7億5,942万1,150円となった。

映画『アナと雪の女王』フォトギャラリー

 7月16日のソフト化、それに先駆けた7月9日からのオンデマンド配信も決定したことから、7月で劇場におけるファーストランはひとまず終了予定。累計興収は212億3,108万1,650円を突破したところで、これから1か月強の上映期間内に日本歴代興収2位の『タイタニック』(同262億円)を越えるのは難しいかもしれないが、今後の推移に注目したいところだ。

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 「X-MEN」シリーズ最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』が2位に初登場。全国648スクリーン公開で、動員20万7,475人、興収2億7,247万7,680円を記録。20代から40代の男女と幅広い客層に訴求したもようで、金曜の初日を合わせた3日間では動員26万人、興収3億5,000万円を突破する好調なスタートとなった。3位には藤原竜也山田孝之の初共演作『MONSTERZ モンスターズ』が初登場。全国327スクリーンで公開され、動員16万2,522人、興収1億9,441万1,950円を記録した。

 人気ミステリーシリーズを映画化した綾瀬はるか主演作『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』は動員11万9,558人で初登場5位。全国300スクリーン公開で、男女比は51対49でほぼ半々。鑑賞動機としては「キャストが好き」が49.2%とおよそ半数を占めた。興収は1億4,018万9,800円。

 そのほか6位の『テルマエ・ロマエII』が興収40億4,847万9,800円を記録し、今年公開された日本映画で初の40億円突破作品となった。また7位の『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』も興収39億3,791万3,050円で、40億円突破に近づいている。両作品とも動員は300万人を突破している。

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 今週末公開作品でベストテン入りを狙えそうなのは、『ポンペイ』『ニード・フォー・スピード』あたり。来週のベストテンの行方にも注目したい。(文中の数字は興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2014年5月31日~6月1日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『アナと雪の女王』:12週目
2 (NEW)『X-MEN:フューチャー&パスト』:1週目
3 (NEW)『MONSTERZ モンスターズ』:1週目
4(2)『青天の霹靂』:2週目
5 (NEW)『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』:1週目
6(3)『テルマエ・ロマエII』:6週目
7(4)『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』:7週目
8(5)『アメイジング・スパイダーマン2』:6週目
9(7)『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』:7週目
10(6)『闇金ウシジマくん Part2』:3週目

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