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AKB48高橋みなみ、優子と“戦友”になったきっかけは前田敦子の卒業

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高橋みなみ
高橋みなみ - (C) 2014「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

 AKB48グループ総監督でもある高橋みなみが、完成間近のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』についての率直な感想を語った。

映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』フォトギャラリー

 2013年から1年半に及ぶ彼女たちの活動を追った本作だが、「映像として観るにはつらいものが多い」という高橋。「『こんなキツいことあった』って思い出すこともあるので、正直言葉が出ないんですよ。でも、楽しく笑っていたり、次に向かって歩きだそうとする今の自分がいるのは、やっぱりあの時があったからだ、ということも感じています」と冷静に語る。

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 本編には彼女が「一番の思い出」と語る、大島優子の卒業イベントが予定されながら、雨天中止になった国立競技場ライブ2日目の様子も収録。「優子も、あの日に向けて頑張っていたのに。歯を食いしばるほど悔しかったあの日は、今回の映像と共に忘れることはできません」と感慨深げな表情を浮かべる。

 先月卒業した大島を“戦友”と称する彼女だが、実は2012年の前田敦子の卒業を機に深い関係になったとのこと。「わたしも優子を尊敬していたし、優子もわたしをフォローしなければと思ってくれていたからか、お互い意識し始めたんです。実際AKB48に対する探究心や思想が同じで、アイコンタクトするだけで何を考えているかわかるようになりました」と彼女にとって唯一無二の存在だったことを明かした。

 自身がカメラを持ってメンバーに密着した高橋栄樹監督については、「メンバーが葛藤している時ほど、こっちが『え?』って驚くぐらい監督がグイグイ迫ってくるんです(笑)。また、普通に世間話をしているのが、そのまま使われていた時は、さすがに『聞いてないよー!』と思いました」と爆笑エピソードも……。そして「大組閣祭り」については「兼任や移籍が発表されたメンバーの葛藤は、思いがけない転勤を命じられたサラリーマンの方と重なるかもしれません。その中で、そのメンバーがどう覚悟を決めて、何をやるべきかを見つける姿も描かれているので、ファン以外の方にも興味を持っていただければ幸いです」と総監督ならではの見どころも語っている。(取材・文:くれい響)

映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』は7月4日より全国公開

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