フジ転落の原因を元フジ長谷川アナが明言「TBSをみたらわかる」

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「テレビは営業の論理で作っても面白くない」長谷川豊アナウンサー

 元フジテレビで現在フリーの長谷川豊アナウンサーと社会言語学者の金慶珠が22日、都内で行われた韓国映画『テロ,ライブ』公開記念トークショーに登場し、日韓のジャーナリズムについて語り合った。

自虐ネタも…長谷川豊アナ&金慶珠フォトギャラリー

 野心家のアナウンサーの番組に、爆弾テロ犯から脅迫電話がかかってきたことから、事件を生中継することになったアナウンサーとテロ犯との息詰まる攻防を描いた本作。「(関係者から)不祥事を起こしてラジオ局に飛ばされたアナウンサーの話だから、この映画に共感できるといわれて、ふざけるんじゃないよと思った」と笑いながら切り出した長谷川だったが、実際に観てみると「自分と重なるところが多すぎて、すごく共感できる。本当に面白い映画でした」と満足げ。

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 韓国で550万人以上を動員する大ヒットとなった本作。そのヒットの秘密を金は「視聴率獲得を重視するメディアのモラルについて、普段、誰もが思っていることをわかりやすく映画化したということがひとつ。それから主演のハ・ジョンウですね。いわゆるK-POPスターのような美少年ではないですが、彼を見れば見るほどに男性的魅力がある」と分析する。

社会言語学者の金慶珠と長谷川豊アナウンサー

 さらに「この映画の基本的なテーマはジャーナリズムとコマーシャリズム」と切り出した金は、「ここに出てくる局長も、コマーシャリズムに走ってしまい、人が死のうが、真実が何であろうが関係ないと。そういうスタンスの人間ドラマなので、そういう意味では、日韓関係がこういうふうになっている現代であっても、日本の皆さんにも観てもらえる映画だと思う」と期待する。

 その流れを受けて、長谷川が「(古巣の)フジテレビがなぜ凋落(ちょうらく)したのかといえば、TBSをみたらわかる。営業出身の人が社長になると、数字を出す番組を作れと言うんですよ。フジテレビもそう。テレビは営業の論理で作っても面白くないんですよ」と解説。そこに金は「メディアの役割は権力への批判。その批判に基づいて改善をしていくのが、政治などの役割だと思うんです。よく批判をするなら代案を出せという人がいますが、そうじゃない。それがジャーナリズムの仕事なんです」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『テロ,ライブ』は8月30日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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