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阿部寛、映らないのに10時間待機の錦戸亮に感謝

犯人役を務めた錦戸亮と主演の阿部寛
犯人役を務めた錦戸亮と主演の阿部寛

 俳優の阿部寛が8日、丸の内ピカデリーで行われた映画『ショウタイムセブン』(公開中)公開記念舞台あいさつに竜星涼生見愛瑠錦戸亮渡辺一貴監督と共に出席。阿部は、犯人役として対峙した錦戸の撮影現場での特殊な立ち振る舞いに感謝を述べた。

【画像】阿部寛、最初は“めるる”が怖かった…

 本作は、韓国映画『テロ,ライブ』を原作に、『岸辺露伴』シリーズを手掛けた渡辺一貴が監督と脚本を務めたサスペンススリラー。国民的報道番組「ショウタイム7」の人気キャスターとして活躍するも、ラジオ局に左遷された折本眞之輔(阿部)が、ラジオ番組の生放送中に爆破予告の脅迫電話を受ける。折本はこの状況を利用し、キャスター復帰を企てようと、犯人とギリギリの交渉を行うが……。

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 昨日、爆破テロ事件の犯人役として錦戸の出演が公式発表されたが、阿部は「錦戸さんが出演するまでは声だけの対峙で、10時間ぐらい映らないときもあったのですが、ずっと僕らに付き合ってくれていたんです。しかも犯人役なので会わない方がいいという配慮から、違うところで待機していたんです」と裏話を明かす。

 錦戸は「離れた場所に一人で毛布にくるまって待っていました」と状況を説明すると「モニターに映っている阿部さんのお芝居を見ながら、声を出すのですが、なかなか緊張するんです」と苦労話も。

 約1か月間こうした撮影が続いたなか、ついに錦戸と対峙するタイミングが来たという阿部は「ようやく錦戸さんの出番が来たなと感動しました」と振り返り、「錦戸さんが現場に入ってきたときには後光が差したような感じでした。ずっと待っていただいたことで貴重な空気感になりました。付き合ってくれてありがとうございました」と錦戸に感謝していた。

 阿部と対峙した感想を聞かれた錦戸は「本当にスラっとしている方で、近くに行くとこうなるんです」と見上げる仕草を見せると「ずっとスクリーンで観てきた人。すごく迫力がありました」と述べた。

 さらに阿部は錦戸以外の共演者について「最初めるるちゃんが怖かった。勝手なイメージなのですが、きれいな方でクールそうに見えた。何を話せばいいんだと思ったんです」と第一印象を伝えると「竜星がめるるちゃんと喋っているのを見て、まったく裏表がない人なんだなと思ったんです。実際すごく感じが良かった」とイメージが大きく変わったという。

 すると竜星は「めるるはいつものバラエティーのめるるじゃないんですよ。俳優の顔をしてくる。吉田鋼太郎さんは、最後までめるるだと気づかなかったんですよ」と話し、生見も「本当にクランクアップまで気づかなかったみたいで、最後に『めるるなの?』って言われて……。以前共演したことがあったんですけれどね」と衝撃を受けたことを明かしていた。(磯部正和)

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